表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/7

不良と生徒会長

白い後ろに1つ結びにした髪と四角いメガネ。お手本のような女教師像 (生徒) だ。厳しそうな人だなと、とても印象に残っている生徒会長だ。

そして、周囲を不良に囲われている。

普通ならば、今時よくある正論を言っているのに、丸め込まれる女教師 (生徒※重要) だがしかし、それとは明らかに状況が異なっている。

そうどちらかというと逆、自信満々に本を持って構える生徒会長と口をパクパクさせて不思議そうにしている不良とそれを不思議そうに見る不良。

なんともおかしな光景。思春期の子どもだというのに騒いでいない。まあ騒げないのだろうが。

(これぐらい毎日静かだといいのだが。)

そんなのんきなことを思っているが、実際そんな場合ではない。喋れないというのはおかしい。

喋れない状況として挙げられるのは、空気がない、喉が潰れているの2択だ。

声というのは、音だ。人間は空気を震わせる音を鼓膜で受けることにより、音が聞こえる。だから空気又は何かしらの物質を媒介としなければならない。しかし空気がないと人は死ぬ。が苦しむ様子はない。そのため、周りの空気がないなんてことはない。

候補2の喉が潰れているは、取り敢えず外傷が喉に見受けられないためそれも除外。

なんて考えていると、

カンッ。

木のハンマーを振り下ろした音が聞こえて、

「開廷。」

誰かの声がして辺りが光だした。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ