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結界

白い、白い何か。プリンのようにプルプルと震え時折、壁からはみ出たりしている。

コツンと

手首を捻り白い何かを叩く。

プリンのような見た目のわりにとても固く、石のような触感だった。しかしながら、白い何かは、叩かれた箇所から池のなかに水を入れたときのように波紋状に衝撃が広がっていく。

思い浮かぶものとしては、結界。今朝拾ったこのカードは世にも不思議な力がつかえるらしく、他にもカードはある、という説明をこのカードから受けた。

文句があるという思いを込めてじっと見つめていると、クネクネと動き始めた。殴りたい。

可能性としては3つ、1つ何か他のカード。特になんの捻りもないアィデア。

2つ、同じカードが複数枚あり僕と同じカードを使っている。このカードはタロットカードと言って占いの道具であり、占い方が確かだが2つある。枚数しか覚えていないが、72枚と24枚で数は固定だったため3人同じカード、なんてのはありえる。

3つ、そもそもこのカードは関係なく、本来いた魔術師とかそこらへん。一番見落としがちだがこれはとてもあり得る。

少しずつ、少しずつ白い何かが空気に溶けるように消えていく。そこにいたのは―――――――

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