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違和感

違和感とは、気づかぬものだ。もし、それが気づけるようなものならば、それはもはや違和感ではなく異物である。もしも違和感と呼べるものに気づけるとするならば、異常者である。

まあ、気づけているということは僕もその異常者の1人ということなのだろう。時刻は5時、用があって校舎のあちこちをまわっていたときだった。

妙だ。何がと言われれば、そんなに気にかけるようなことではないのだ。静かなのだ。まあそれでも辺りからは話し声がして完全に音が無くなっているわけではないが。

いつもならば野生の猿ぐらいに学校はうるさく、離れても500mぐらいの距離ならば余裕で聞こえる音量はあった。

そう、いつもと比べれば良いことなのだ。教師が何かしら手を打ったと考えたいところだが、うちの学園にそんなやつはいない。断言する。

集中する。そして人の多い所を探る。すると、やけに人の多い、集まっているであろう箇所を発見、急行する。

そこには――――――――

女の子1人とそれを取り囲む不良らしき生徒達だった。

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