プロローグ 目覚め
初めて書きます。読みにくい、分かりにくい等のご指摘は優しめで言っていただけると嬉しいです。
「起きなさい」と声をかけられハッと目を覚ます。
ベッドで横になった状態で3人に囲まれていていた事に気づいた後。
「見えているか?名前は言えるか?」
と一番近くの老人に質問される。状況がよくわからず、質問に答えられずにいると
「オイ!聞こえないのか!」
と強めに聞かれ、ようやく答えることができた。
「あ…はい…聞こえています…見えています。名前は…なんだっけ?」
そう答えたあと、記録係と思われる女性が声を掛けてきた老人に、
「六体目にしてもう意識があり質問に答えましたよ!」
と嬉しそうに言った。老人は不服そうに予定より遅れているだの狙った機能が付いているかわからんだの言っていた。女性と老人が話をしている最中、もう一人いた若めの男が話しかけてきた。
「君は僕たちが研究している人造人間なんだ。君は何か覚えていることがあるかい?景色でも何でも、どんな些細なことでもいいんだ」
そう聞かれ、思い出せる事を話した。
「高いビルに何台もの車…たくさんの人…」
そう答えた所で老人が
「何か魔法について思い出さないか?」
そう聞いてきたが、
「創作物の話ですか?」
と聞き返すと、三人は少し落胆した様子だった。
「六番目の意識は男のほうなんでしょうか?」
「検体の魂は三割男で七割女を使用したと記録にはありますが…」
「男の方の意識でこちらが見えているなら狙った機能があるかもしれん。獣の異界で捕まえた犬を見せて性能テストをしよう。使った魂はバックアップがあるんだろう」
「バックアップはもちろんありますから、何かあってもすぐ復元できます」
三人の話が終わりこちらを向くと
「ついてこい!」
と老人が強く言う。




