第五話 黒き霧を纏いし竜
最近、疲労のせいかとても眠いです。
こんにちは!鉄花繚乱です。
今回も読んでくださり、ありがとうございます!
楽しんで読んでいってください。
それでは、どうぞ!
とある書物にこのような文がある。
『黒き霧を纏し竜の封印解かれし時、この世の終わり来たる。
その竜封印するもの、六体の竜を操り、この世を救いたる………』
と…………。
☆☆☆☆
少しの休憩を取ったロウガたちは、追撃をすべく、
ディマイオスを探していた。
「確かこっちの方に飛んできたはずなんだが………」
「取り敢えず、この辺りを探そうよ。ロウガ君!」
「そうだね。そしたらまずは………洞窟の方に続く方の道を探そうか。」
「うん!」
二人は、森の奥深くにある洞窟へと続く道を進んでいく。
洞窟に近づくにつれて、木々が少なくなっていった。
「あれだな。この平原で唯一ある洞窟は。」
「あの中に、ディマイオスが………。」
「分からない、でも行く価値はあると思う。」
「そうだね。それじゃあ行ってみよう!」
と言い、リオナは洞窟へ走っていってしまう。
「あ、ちょっと待てって!………たくもう、しょうがないなぁ……」
ロウガは呆れつつもリオナを追いかけていった。
★☆★☆
洞窟の中は薄暗く、奥の方は行ってみないと分からないほど暗く見えづらい。
二人はゆっくりと洞窟の中へ入って行く。
洞窟の中には、様々な鉱石があったが、ターゲットの捜索が最優先なので
採取はしなかった。
奥へと進んでいくと、目の前が明るくなっていく。
そこには地下水脈があった。
天井に穴が空いており、そこから入る光が反射し、幻想的な空間を
醸し出している。
さらに、二人の探していたモンスターもいた。
「やっと見つけた。……さて、狩りの続きといこうか!」
「うん!今度こそたおすぞ〜」
二人はディマイオスに向かっていく。
それに気づいたのか、ディマイオスが咆哮を放つ。
さすがに咆哮は防ぐ方法がないので二人は立ち止まってしまう。
そこに、火炎ブレスを吐いてきた。
ロウガはなんとか避けきれたものの、リオナはまともに食らってしまう。
ロウガがリオナの方を見ると、リオナは歯を食いしばりつつ、片手で丸を作り、
大丈夫のサインをする。
それを見たロウガは、再度接近を試みる。
ディマイオスは尻尾を振り回し、抵抗するがロウガは難なく避けきる。
そしてディマイオスの懐に潜り込み、【青龍刀カムイ】を抜刀する。
体制を立て直したリオナは、緑色の液体の入ったビンを飲み干す。
すると、先ほどのダメージがなかったかのように元気になる。
リオナが飲んだ物は【回復薬】である。
薬草から出る汁に漢方を混ぜるとできる、ハンターには必要不可欠なアイテムだ。
リオナは《遠視銃スリム》をディマイオスに向ける。
そしてスリムの引き金を引いた。
すると、ズドンッという音と共にボウガンの中に装填されている通常弾が射出する。
射出された通常弾は見事ディマイオスの頭部に命中した。
リオナは、次々に通常弾をディマイオスめがけて打ち込んで行く。
なすすべなく、ディマイオスは脚を引きずりつつ、離脱を開始し始める。
天井が空いているところまで辿り着くと、空高く飛び上がってしまった。
「あぁ〜また逃げられた。」
「でも、あともう少しで討伐できそうだから、頑張ろう。」
「でも、どこに飛んで いったか分かんないでしょ?」
「多分、巣に戻っていったと思うよ。」
「え!?なんで分かるの?」
「ほとんどの場合、モンスターは、体力が減ったら巣に戻って回復してるから。」
「なるほど〜。さすがロウガ君!」
「さぁて、狩りも終盤に差し掛かってる所だし、早く終わらせて 帰ろう!」
★★★★
洞窟の外に出ると、すぐ目の前にディマイオスが眠っていた。
ロウガ達は慎重にディマイオスの背後に回り込む。
そして顔を見合わせ、頷くと同時にロウガはディマイオスの懐へ、
リオナはその場で遠視銃スリムを構え、
同時に攻撃を開始した。
急な奇襲に怯むディマイオス。
そして、ロウガとリオナは同時に同じ言葉を発する。
『聖力----解放!!!』
その言葉と同時にロウガには翠色のオーラが、
リオナには紅色のオーラが二人の周りに現れる。
聖力の解放-----ハンターのもつ聖力をすべて使い、
一時的にものすごい力を発揮する、ハンターの最終奥義である。
ハンターによって聖力のオーラは違い、オーラの波紋が大きいほど、一発の威力が高い。
但し、使いどきを間違えると、ハンターに多大なる影響を及ぼす。
ロウガとリオナは、武器を構える。
「風よ吹き荒れよ!そして敵を引き裂け!【風切斬】!!!」
「荒ぶる焔よ!敵を焼き尽くせ!【炎塵爆破】!!!」
そして、最後の一撃を与えようとしたその時。
「グオオォォォォォォッッ!!!」
という謎の咆哮が辺り一面に響き渡る。
さらに、いままで青空だったのが、急に黒い雲に覆われていき、
ロウガ達の周りは謎の黒い霧に覆われて行く。
急な現象に驚きを隠せない二人は、一旦武器を収め、状況を確認する。
すると次の瞬間、
目の前で立っていたはずのディマイオスが弱々しい声と共に、頭から崩れ落ちる。
そして、ディマイオスの上に乗っているヤツに二人は唖然とする。
謎の黒いオーラを纏いしモンスターがこちらを見ているのだ。
「何……このモンスター。」
「分からない。俺も見たことないけど………
言える事は一つ………このモンスター、ただならぬ力を持ってる。」
「どうする?この状況。」
「取り敢えず逃げる事は出来ないね。
方法があるとすれば………ヤツを撃退するしかない」
「うん………そうだね、やろう!ロウガ君!」
「あぁ……二人で無事に帰るぞ!」
そして、二人は謎のモンスターに立ち向かっていった。
★☆★☆
岩の陰に隠れて、二人を見ているものが1人いた。
「フフッ、人間が、どのようにしてヤツに挑んでいくのか、
楽しみだ。
ま、ヤツを撃退するなんて、到底無理だろうけど。
フフッ、フハハハハハハ………」
そしてそのものは、不気味な笑い声と共に………消えた。
どうでしたか?
今作は出来れば20話ぐらいまで書いていきたいと思ってます。
それでは、次のストーリーをお楽しみに!




