狂い始める時間
はじめまして。小説初投稿になります。ケセランパセランと申します。ど素人なので文章力もなければきちんとした表現力もありません。本当にグダグダな作品ですがそれでもいいよと思いながら読んでいただけるとうれしいです。よろしくお願いします。
僕こと時島正午は今日この日がくるのを楽しみに待っていた。なぜかって?なぜならば今日は、そう給料日!!一ヶ月に一度くる僕にとって一番楽しみな日だった。そして給料が振り込まれていることを確認した僕のテンションは今最高潮になっていた。
「さぁて、何買おうかなぁ♪」
とりあえず街に出てみたものの何も決めずに出てきてしまったのでとりあえずぶらぶらしている。しばらく歩いているととある店が目に付いた。
「こんなところにこんな店あったんだ」
少し古びた感じのこれは骨董品?の店だろうか。店先には見たこともない置物や明らかに異国のものであろう怪しい商品が並んでいた。
「なんだこれ、何に使うんだろう?」
それを見た僕は少し興味を引かれたので店の中に入ってみることにした。中に入るとますます怪しい雰囲気が濃くなっていった。何だか異世界にでも迷い込んだ気分だ。一通り店の中を見ていくとあるものが目に入った。それは、なんとも奇妙で独特なデザインが施された腕時計だった。ベルトの部分には見たこともない古代文字?のようなものが描かれており時刻を表す画面の部分は鈍い金色に光っていた。
「うわぁ・・すごいデザインだなこれ」
そう言いつつ手にとって見る。やっぱり何度見てもすごいデザインだった。そう思いつつしばらく眺めていると
「お気に召しましたかな?」
と突然後ろから声をかけられた。
「のわあああああああ!!」
突然後ろから声をかけられた僕はびっくりして飛び上がりそうになった。慌てて振り返るとそこには自分の背丈の半分ほどしか身長がないおばあちゃんが立っていた。
「おやおや、そんなに驚かんでもいいじゃろうが」
「あ、すいません」
あれ?何で俺謝ってるんだ?と思いつつも思わず謝ってしまった。それにしてもこのおばあちゃんはいつからここにいたんだ?そんなことを考えていると
「その時計がおきに召しましたかな?」
とふいに僕が手に持っているものを指差しておばあちゃんが言った。
「ああ、いやすごいデザインだなぁと思いまして」
「そうじゃな、確かにすごい絵柄じゃな。じゃけどその時計は普通の時計とは少し違うものでな。それ故にそういった独特な絵柄になっとるんじゃよ」
「へぇーそうなんですか」
確かにデザインは普通じゃないけどそれ以外にどこが違うのだろう。まじまじと見つめてみる。
その様子をみていたおばあちゃんがにっこり笑って僕にこう言ってきた。
「お前さんその時計気に入ったんならやろうか?」
「え!そんないいんですか?」
「あぁええよその代わり大事に使ってやっておくれ。少々わがままな子じゃがあんたなら大丈夫じゃろう」
は?何を言ってるんだこのおばちゃん。時計がわがままってどういうことだ?
意味不明な言葉を残しておばあちゃんは店の奥の方に消えていこうとしていた。最後にこちらの方に振り返って「それじゃ元気でな」と言われた。
思わぬ展開にポカーンとしてしまった。とりあえず店を出てからもう一度腕時計に目をやる。
「ま、まぁ貰えたんだしとりあえずよしとするか。」
無理やり自分を納得させて腕時計をポケットにしまい今日はもう家に帰ることにした。
そして、僕はまだこの時知らなかった。これからまさかあんなことがおきるなんて・・・・




