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プロローグ

――神々との激闘を越え、地上に束の間の平穏が戻った。 冥王ハーデスとの戦いの果てに、星矢たち伝説の青銅聖闘士は、限界を超えて命を燃やした。人々は彼らの勇姿を語り継ぎ、英雄として讃えた。 だが、その陰で―― 静かに、確実に、新たなる“混沌”の気配が目覚めつつあった。

かつて銀河戦争に名を連ねた、五人の青銅聖闘士たち。 一角獣座ユニコーンの邪武、うみへび座ヒドラの市、狼座ウルフの那智、大熊座ベアの檄、仔獅子座ライオネットの蛮。 星矢たちのような奇跡は起こせなかった。 神の力に挑むほどの小宇宙はまだ、彼らの中には宿っていなかった。 それでも――彼らには、信じるものがあった。戦う理由があった。

突如、聖域を襲った黒き雑兵たち。 それは、新たなる神の尖兵。 五人は一丸となってこれを退けた。だが、その余波に彼らは気づく。 「このままじゃ……また、同じことを繰り返すだけだ」 傷付き、倒れながらも、それぞれの心に去来するのは、かつて追いかけた仲間たちの背中。 羨望、劣等感、そして――諦めきれぬ誇り。 「俺たちも、もっと強くならなきゃならねぇ。自分の力で、未来を守るために」 己を越えるための旅路が、今始まる。 聖闘士としての誇りを胸に刻み、五人はそれぞれ別の地へと旅立った。 その先に待ち受けるのは、新たなる小宇宙の覚醒か―― それとも、聖闘士としての“最後の試練”か。 真の戦いは、これからだ――!

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