設定集
地球とほぼ似た様な形態。地球と同等の名称はテッラ
唯一大きく違うのは、化学ではなくではなく所謂魔法、地球のラテン語で儀式を意味する『rito―――――リート』が発展した世界。
それぞれの国は方言はあれど、ほぼ似たような言語に共通化している。
元々それぞれの言語があったが、何百年とかけてそれを共通化したことにより、いくつもの言語を重ね合わせたような言葉となって共通語が誕生した。
基本的には日ノ本言葉が共通語となっているが、共通語が生まれた経緯は、龍が世界を駆ける時に初めて人の言葉を教えてくれた日ノ本での言葉だったため、他の国の人々との会話をしたいと話し始めたのが始まりと言われる。
本来はそれぞれの言葉で話せればよかったのだが、言葉が違うと気付いた時には人々の方から日ノ本の言葉を話し出したらしい。
その巨大な体には秘めた魔力を無意識に人々は感じ取り、畏怖と崇拝の対象に。
大きいため、魔力も膨大な量があり、その力を制御するために大きな体になった。
人型になる事もできるが、魔力が圧縮した状態になり龍と分からずとも、逆らえない何かを感じとる者は多くいる。
その為に歴史の中で長い間神と崇められていた龍だが、人々と対等になりたかった。
その為に、人々で生まれた物語や生活を教えてもらう代わりに、共に空を駆ける事を約束した。
しかし礼儀を重んじる傾向にある龍である為、中々に空を共に駆ける事も難しくはある。
移動の手段としての1つ。
龍に乗れば、とても早く陸地を超えられる。
しかし、殆どが一角獣と言った比較的小型の動物や、時にはコンドルの様な大きな鳥の体に籠をくくりつけた様な乗り物もある。
マイカーならぬマイコンドル。
それぞれで持っているわけではないため、これは旅先で使う場合が殆ど。
普段は気球の様な物に乗り、で魔力で空気の流れを操り、炎で高さを調節するのが常。
海上を進む為にも、船の様な物を使っているがやはり動力は魔力でできている。
魔力の基本となる風や水の流れを操る事で、航海する。
しかし、人々を乗せる船が大きければ大きいほど魔力は必要。
予め魔力を込めやすくできた鉱石に魔力を蓄えてから出航。
ただし、魔力切れでも最悪の場合は乗っている物が魔力を込めればエネルギーとなって乗れる。
移動手段が移動手段のため、道は簡易的な舗装しかされていないのが殆ど。
都市部になると、見た目などの観点からきちんと塗装されている場合もある。
建物に関しても、魔力維持によって建てられている為それぞれが好きなデザインで建てられる。
しかし、年数と共に建物内に込められた魔力は減っていくので何年も経つとやはり壊れやすくはなっていく。
建物の劣化は地球と似たようなもの。
地震対策とかはしてないだけで、それに準じるのが建物の材料に込められた魔力。
標準語が存在していても陸が全て繋がっているわけではなく、また、小さな村などがあり独自の発展をもっている国も多く、そのためにそれぞれの思想や文化が違っている。
ただ、金銭は基本的には同じ価値観になっている。
円に準じる数えは鱗ーーーりん
お金の形が鱗に似ているためそう言われる様になり、発展の過程で偽造されにくいお札系も作られた。
高価は1、5、10、50、100、500
それぞれ大きさが違い、魔鉱石で作られている。
1鱗が1gと同じ重さ。
距離の単位はメートル法を採用
重さの単位はメートル法を採用
時間や時の概念は全く同じだが名称の違いはある。
曜日は月の耀、火の耀、というように今の地球にほぼ準じた言い方。
1年は12か月で名前は次の通り
1月 萌月
2月 小草生月
3月 夢見月
4月 花残月
5月 浴蘭月
6月 鳴神月
7月 愛逢月
8月 紅染月
9月 寝覚月
10月 雷無月
11月 竜潜月
12月 暮来月
魔力といっても、エネルギーの操作を行っているような物なので、転送は物理的に不可能だと言われている。
ただし、移動に対してスピードを上げることは可能。
魔力といっても不便な点も多い。
魔力は力。万能ではないが、自然の力をより強固に圧縮した様な状態。
世界に流れている空気にその身の魔力を込める事で、空気中の物質を変化させて時には風を吹かせ、時には雨を降らせ、時には炎を起こしたり雷を落としたりする。
世界の理や仕組みを理解しなければ、大きな物を動かすのはまず無理。
それでも便利にしたいととアイテムが様々登場。
その1つに通信手段が確立。
通信手段には魔力を遠くに飛ばして音声として届ける事ができる電話のようなものがある。
ただし、各拠点で魔力音声として届くように塔が建てられている場合に使える為、それがないと手元に通信機器があっても連絡は不可能。
普段の簡単な連絡方法は手紙などと同じ。
メールの様な物は、通信機器と同じように録音機能として遅れる。
西洋にはユニコーンなどといった生き物がおり、日ノ本には妖怪類がいる。
生き物全てには魔力があり、魔力の量は総じて力となる。
個体の大きさに基本的には比例するが、その大きさを圧縮して人型になる龍もいるため、一概には言えない。
陸での移動手段の1つに、靴に対して魔力を込めてスケートの様に地面を滑る様に進めるものがある。
空での移動手段の1つに、リュックサックの様な形態に翼をつけたものがある。
翼に魔力を込めておく事ができ、リュックとしての機能もあるため、移動に便利。
但し、予め申請などをしてからでないと使えない。
大きな物を運ぶ場合は荷物に同じようにスケートのように滑る魔力を込める。
足元に風を起こして進んでいる様な状態のため、ある程度バランスが始めの内は必要。