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小学四年生の創造主たち  作者: なぎさ翔
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天界の世界 プロローグ000

少し賢しい普通の小学4年生。そんな彼の周りにはすごい世界が広がっていた。

彼はある夕暮れ、学校の帰りに「世界を創生する力」を得る。彼は新たな世界を築き、自由に冒険し、自由に作り変えていく。その中で、彼は力だけでは解決できない様々な事柄に触れていく。

まさかの異世界を作ってしまう一大ファンタジー!!世界を自由に操れる彼はどんな世界を作り上げていくのか!?そして、その世界の主人公に選ばれた「アラン」は彼から与えられた力を“何”に使い、“何”を望み、“何”を生み出していくのか!??

異世界を舞台にした様々な物語を輩出した「小説家になろう」から始まる新しい“異世界”に乞うご期待!!

夕暮れ、少年はキロについていた。


今日はテスト日だった。算数と理科と社会のテストだ。友人は皆もう家に着いた頃だろうか。

少年は言った「はぁ。どうしよう。」


町に次第に明かりが灯る。街灯が付き、家々にオレンジ色の電球が輝いている。そして、だんだんと明かりが強くなっていった。気づいたときにはもう町の明かりは消えていた。変わりに太陽が顔をのぞかせながら、月が地面に潜っていく。


「あれ?ウソでしょ?家に帰らなきゃ。でも、もう学校に行こうかな...」少年は無用な問答を続ける。


“少年は地面を蹴った。”


そして、帰路に就いた。家に帰ると血の気を失った両親の代わりに、お兄ちゃんが僕を迎えた。

「今まで何をしてたの?」お兄ちゃんは優しかった。僕は激しい叱責を覚悟していた。だが違った。


僕は真っ先にテストを見せた。こんな点数を見たら、お兄ちゃんはもう家に来なくなるだろう。そう思った。僕は言った。「せっかく東京から来てくれたのに、こんなんじゃ教えがいないよね。」

「そうだね。もう2年はこんな点数見てこなかったよ。なんかあったんでしょ?それを教えてくれないなら、わざわざ東京から3年間も通った甲斐がないね。」お兄ちゃんは言った。


「今日友達と喧嘩したんだ。生後3か月のころからずっと一緒にいた子と。」僕はそんなことを言い訳として言った。本当の理由は違う。ただ今日は筆記用具を忘れただけだ。そして、それを借りる友達がクラスにいないだけ。


白紙の答案を後からそれなりに間違えながら埋めるのは大変だったな。そんなことを思いながら、3年間も家庭教師に来てくれている“義理の兄”との問答を続けた。

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