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魔道女王メルティーナ創作中です。

放流する魔力の槍は、光速で、デスガイズを貫いた。

 神聖属性の槍を、身体の中心に受けて無事で済む訳もなく、怨念を残して霧散した。

 高位魔術を使用するのには大分時間がかかった物の、作り出した光の槍は相手を一撃で屠った。


「やったー、流石天才魔女様、楽勝ですね」


 先程まで震えてすくみ上がっていたリディアが言う。


「アンタが前衛してくれれば、楽だったんだけどね? まあ、女の子にあんな気持ち悪いのの相手させられないかな?」


――と、そこら辺でボロボロになっているダークナイトを見ながら言う。

 能力地はそこまででもない、Bランク冒険者三体といった強さのダークナイトは、魔術機動儀式の時間稼ぎでもはやボロボロだった。 彼らは身体が溶けるように地面へ都吸い込まれていった。

――流石の魔王の側近やるわね。


 地脈を統括していた支配者が消え去ったことで、城全体にかかっていた。呪い浄化されていく。

 予定通りこれで、城塞都市が手に入ったことになる。


 

 さて、まずは、町をうろついてるデーモンをどうにかしないと。


 デーモンは、魔族の兵士として、作り出された生きる屍であり、知能を持たない戦闘特化の魔族兵士だ。


 ネクロノミコンにはアンデットを、人に変える力がある。

 ただ、知性のないものを人間や亜人に変えたところで、都市運営にはかえって邪魔でしかない。


 もちろん、ここ魔王領、城下町には城壁がそびえ立つがそれだけでは防備がどうにもよろしくない。 現にデスガイズに一度占拠されてしまっていたわけだし。


「よし、新しい防壁を作ろう!? アーク・デーモンを石化させて、防壁にすればいいんだわ!?」


「それなんて進○の巨人? 魔女様権利的に大丈夫なんですか?」


「うーん、まあ、私には深いところは分からないわ。とにかくデーモンで作った防壁を配置するのよ。 もちろん敵が来たら戦ってくれる。 自動セキュリティ的なヤツをね」


「発想はいいかもしれませんが、ここ復興都市ですよね? 人間とかも出入りするようになると思うんですが、大丈夫なんで?」


「大丈夫よ、あからさまに害意のありそうなモンスターや、魔族を対象にするから、基本的には城下町に出入りする人達には反応しないようにするのよ」


「へえ、魔女様はそんなこともできるんで? これが噂に聞く禁書のチート能力なんですか? 暴走するととんでもないけど、いろいろ便利な物なんっすね?」


「それはそうよ、なんと言っても禁書だからね。 伊達にEXランクの魔道書じゃないわけね。

 それはそうと、あなた口調が時によってバラバラね。 キャラ作りしすぎなんじゃなくて?」


「イヤー、田舎の出のもので、かなりなまった方言を隠すためにいろいろ工夫してるんすよ。 あまり気にしないでくれていいのよ?」


「まあ、どうでもいいけどね」


「ところで、たいそうな防壁を作ったとしても、城の外の城下町だった区画は一面瓦礫の山な訳けですが? いいので?」


「まあ、モンスターが入ってくるんじゃどうにもならないから、とりあえず作るのよ。形だけでもね」


 そう言って、最深部からでて、玉座へと向かう。


 まずは女王として、即位――の前にやることがある。

 名前はメルティーナ(仮)で行くとしても、知れ渡っている魔女メルフィのままの容姿では、町の人たちも何かと不安がるだろう。

 適当に変装するのもありかもしれないが、イメージのみのぼんやりとした顔ではカリスマ性に欠けると思う。


 そこで、適当に良さそうな他人を探すことにした。


 ちょうど玉座の間にはメイド服らしい姿をした女性が何人もあたふたと走り回っている。

 どうやら、魔障から解放されて意識が戻ったばかりなのだろう。


 一体何がどうなってるのっていった感じで、仕事を始めているメイドの一人に目をつけた。


「貴女、ダークエルフね。 ちょっと、外で内密に話がしたいんだけどいいかしら?」

ゲーム補ほとんどやらなくなったので、執筆時間が長くとれるようになってきたので、月曜日も投下してみます。来週は保証しません。


あらためて、小説家になろうを上から読んでいくと、スローライフ系あまりはやってないようですね?

 はやまったかなあ? とか思ったりします。


アーススター様がそれっぽいのを募集していたので、需要あるのかなあと? 思ったので書いたのですが、まあ、バトルシーンのおいしいかなあ? 色々書いてみるのも経験ですし?

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