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夜会

先週お休みしました。ごめんなさい。

さて、これで、仲間が一人増えた。

レンリは、ドワーフたちの鍛冶場で、鍛冶士として働いてもらうように手配して、今日の作業を終了する。

 流石に疲れた。

デーモン召喚や、エステルとの打ち合わせ、呪いの解除などそれなりに骨が折れた。


――夢を見ている――


 そこにはロべリアがいて、私に言った。


「勇者様は私がもらうから、貴女はその田舎城で、余生を過ごす事ね。


 馬鹿なエンシェントエルフさん、親友で、姉弟子だったはずのロベリアは何故かその夢では酷く気味の悪い笑みを浮かべて、勇者様を撫でながら、キスをした。


 いい、メルフィ、貴女は一生その監獄のようなお城で過ごすの、一生ここには戻ってこれないからね。 私がそう仕組んだんだから、永遠にお休み、ウフフ」


 そう、言ってロベリアの呪詛を聞いた途端身体が麻痺して、急激に冷たくなっていく……

 やだ、死にたくない。死にたくない。死にたくない。死にたくない。しにたくない。

シニタクナイ、シニタクナイ……


 急激に冷える身体をの震えを止めることはできず、全身が黒い靄に飲まれていく。


「ロベリア、私を嵌めたの!? 信じてたのに、譲ってくれるって、何でも」


「そんなことを言ったこともあったわね。貴女は妹のように可愛かったし、でも、私の勇者様二手を出したのだけダメね。 ゆるしてあげないわ――!」


「イヤだ、殺さないで――!?」


 と、絶叫したところで目を覚ました。 全身は汗をかいている。 大丈夫なんともない。

悪い夢だった。 優しい姉のようだったロベリアがあんなことを言うはずがないのだ。

 そう、これは悪い夢だ。


 夜空、を見ながら、街を散歩して身体を冷やす。

 全く情けなたりゃありゃしない。この天才魔女メルフィが、

 夢ごときにおびえるなんて…… はあ、勇者様たちはどうしてるんだろうなあ!?


「よう、アンタも眠れないのか?」


 そこには橋の欄干に腰掛けながらキセルをふかしている。レンリが先客としているたのだった。 どうやら、私のことを覚えているらしい? 


「アンタ名前は、俺はレンリ、鍛冶士レンリだ。ちょっとは名前がしれているはずだが、まあそこはいい。 アンタは?」


「私はメルフィ、ただの薬屋のメルフィよ、貴女の横に立てるような有名人じゃないわ」


「どうだかな、昼間の拳はそれなりにきいたぜ。 ただの薬屋にしてはは良いアッパーカットだったぜ!?」


「それはあなたが油断してただけだわ。 私、運動音痴よ?」


「冒険者として派だろ? ほんとにただの薬屋なんかねえ。筋力Dはあるとみるね。

決して高いとは言えないが、ただの薬屋の筋力じゃ、Gランクが、限界だろうさ。


 アンタはただ者じゃないって見るがどうだ?」


「どうかしらね、勇者に憧れるただの田舎娘よ。」


 そう言って自虐的に笑う。 先程の夢だ。 私はロベリアに恋愛の相談を確かにしている。 勇者様との関係についても話している。

 ロベリアは勇者様のことをどう思っていたのだろうか?

 それが心にこびりついて離れない。 思えばロベリアは姉弟子でありながら、魔術師としての夢を残念して、私に道を譲ったのだった、英知の魔女の称号は実力であれば魔力高い私だっただろうけど、年齢や、修行期間、賢さにおいてはロベリアが上だった。

 それでも彼女は姉のように、私を可愛がり、私も妹のように甘えたのだった。


 結果ロベリアは、師である賢者からの一番弟子としての称号を自分から辞退して、弓を訓練して弓術士となった。

 既に彼女と私の道は違えている。 今更彼女が何を思って、私に道を譲ったのか分からない。 ただ、私は甘える形で一番弟子となったのだった。


ライバルが聞いてあきれる。 手加減されて、いい気になっていたのは私の方だったのだ。


「浮かねえ顔だな、悪い夢でも見たか? 顔色が悪いようだが?」


 気安い物言いでここのの中に入ってこられてムっとする。

 読心術の心得でもあるのかもだが、そう簡単に心に触れられると困るという物だ。


「あなたには関係ないわ。 これは私の問題だから!」


「すまねえな、ちょっと、気安かったな。 何、アンタから、俺をぶっ倒したような覇気が感じられなくてな。 少し心配になった。 わりぃ」


「分かればいいのよ。 私は貴女ほどの有名人でもないし、ただの薬屋よ。構って欲しいわけじゃないの。 放っておいて」


「なあ、アンタ。 人を切ったことがあるかい?」


 ビクッとした。 ロベリアがもし、再び勇者様を連れて私の前に現れたらどうするのだろう? 私は人を殺したこと謎ない。 倒すのは常に魔物で人間の敵だ。

 殺せるのか? イヤそうじゃない、殺してはいけないんだ!


「ないわね。 あなたには関係のない事よ。 そういうあなたは人が切れるの?」


「切れるね。ああ、今更後悔しないさ、例え兄弟だって切ってみせる! そのときが来ればな――!」


 再びビクッとした、彼は言う人が切れると、例えそれが兄弟ロベリアで会ったとしてもと……

 違う―― この人と私は違うんだ。 そういう隔たりを感じた。


「帰るわ。 私はこの先人は殺さないし、ただの薬屋には必要ない話だわ」


「違うな。 今なら分かる、アンタの瞳は、どこかで復讐を考えているな。 誰に対してとか具体的な殺気まだねえな。 ただ、覚悟は決めておかないと、己を殺すぜ?」


「余計なお世話よ。 他人の心に入ってこないで――!」


「すまんな……」


 それだけ言って、レンリとは分かれた。心なしか彼の強い決意の色には、後悔や懺悔が混ざっているのが分かってしまった。


 だからどうしたというのだ。堂々と人斬り宣言できる彼と私とは違うのだ。

 そう、違う……


PC修理に出してて、変換がめちゃきついです。

というわけで今は書いてません。いつになったらかえってくるのか不明です。

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