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魔剣鍛治士襲来

ギャグパートだけど、真面目に後々重要な話です。

「敵襲――! 敵襲――! くせ者だー 皆の物であえー」


 城に戻ると盛大に警報がなっていた。 城の兵士たちが慌てるように城門へとかけていく。


 あわてて、城門まで行くと一人の男相手に、集まった兵士たちのほとんどが倒れ伏していた。


「くっ、手強い――! これが噂に聞く、魔剣鍛治士レンリか、まさかこれほどとは―!?」


 城門にいる兵士たちの数人がうめき声を上げる。


 私は野次馬に紛れるように、遠巻きに見つめる住民の中に紛れ込んで様子を伺う。


 魔剣士レンリといえばそれなりの大物である。 おそらくAランクの冒険者? ではなく。 まあ、二つ名のとおり鍛冶師である。


「俺は今猛烈に金に飢えている。 見ろこの借用書を!? これが今月の請求だ――! おびえろ、竦め!」


 いや、おびえるのはあんただけだろう。と思いながら視力強化の魔術を行使して、請求額を観察する。

 なんと、1000万オーラムの借金だった。

 これは流石に怯えるかも? なにしたんだろう、この人。


「ああ、そうさ俺が馬鹿だったのさ、世界一の業物を作ろうと、大量のアダマンタイトを、使って、できた刀がこれだ。 だが高すぎて、誰も買おうとしないし、魔剣故の性質上呪いを帯びている! うれない1000万の刀を作ってしまった、くそ――、だまされたー!

 予約注文には見事に逃げられて、赤字決算だ――!


 いや、それ自業自得じゃない。と心の中でツッコミを入れる。


「ここに新参魔王配下メルティーナの居城だと聞いている。

 新参者故に最も格下。

 しかも賞金額が七大魔王より、高いときた。 これは借金を返すチャンスだ――!


 狙うはメルティーナの首のみだ、どけどけー雑魚共」


 この展開は正直まずい、今は実を言うと、未だ旧魔王軍直下の兵士たちの間ではメルティーナより、フェルディナントを押す声が多いのだ。


 二つ巴勢力が争っている状態で、敵が攻めてきてしまうと、両勢力で勢力図のために競い合いになってしまう。


 相手の強さは真意慧眼からAランク級だとわかっている。 ここはどちらの勢力が戦ってもたぶん返り討ちに遭うし、勝てても後々ややこしい。

 メルティーナ派が勝てば国家安定する反面、フェルディナント派の反勢力を作ってしまうだろう?


 事は穏便に進めたい、ならば中立勢力である誰かが、事を納めなければならない。

誰か都合のいいのは、くぅ、リディアがいればなあ。


 盗賊家業の都合上リディアには、表立ってメルティーナ派を名乗らせていないため都合が良い。


「ちょっと待った――!? ここは、町の薬屋メルフィが、ここ通ることを許可しませんーー!」


 仕方がないので、飛び出す。

 薬屋が戦闘するというのもあれなので、まずは説得を試みるつもりだったのだ。


「誰だか知らねえが、薬屋風情は引っ込んでてもらおうか、女子供に用はねえ、嬢ちゃんの出る幕じゃねえな!」


「そんなこと言わずに――

 ああ、あそこに、巨大な金塊がーー!」


 こんな手に引っかかるやつはいないことは重々承知しているが、相手がどの程度お金に飢えているのかの指標程度にはなるかも? 最悪戦闘しないで、今まで稼いだお金で交渉したほうがいい気がする?」


「なにーー!? どこだどこにある?」


 馬鹿だ、馬鹿がいますよ! 思いっきり気を取られている魔剣鍛冶師レンリにさりげなくちかより、足元を指さして、叫ぶーー!」


「ここですーー!?」


 思いっきり下を向くレンリ、その瞬間に、警戒がおろそかになったレンリへの渾身のアッパーカットーー!(筋力D)」


「なに、ぐわわーー! そんな馬鹿な!? この俺が、ただの薬屋の娘にーーガク……」


「あれれ、やちゃったーー!? もしかしてこの人弱い? まあ、いいや――てへり♡」


 ってことで、レンリを見事打ち倒したことで、騒然となった衛兵の一人に声をかけて、

彼を連行してもらった。


 まさに予想外の光景だが、必殺のラッキーヒット! 薬屋少女、あの魔剣鍛治士レンリをノックアウト――! という号外が出たのは、数時間後の事だったという。


 連行されるレンリをよそに、手を振りながら、さりげなくその場を離れたのだった。

周りから見れば、馬鹿な作戦に引っかかったレンリが、ただの少女に大まぐれのラッキーヒットで倒されたようにみえた――はず!?


メルフィはバフもか家テイル事もあり、レンリを倒せたという裏設定がありますが、まあ、半分ノリでかいた部分なので、その辺詳しく書き込んでません。

 

 最近無料漫画サイト読むのが楽しくて、筆が進まなくなってきてます。 無料なのでたいした量読めないのですが…… まあ、アイデアとか欲しいなとかおもうと、色々参考になるものをね。

 ライトノベルやなろう小説は一話読むのに時間がかかりすぎるので、基本、気になったのしか読んでないです。 ごめんなさい!

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