スローライフも一歩から
まずは城の周りに村を作るのを第一目標にするとして、地盤を固める必要があるわ。
私のチート魔力で遣るにしても疲れるので、作業員さんたちに地道に地ならしをしてもらう。
それなりの時間はかかるだろうと予想して、次のプランを計画する。
今まで、モンスターがはびこっていた城なので、けが人が多い。まずは安価に作れる治療薬を普及させてたい。 私ならかなりの数を生産できるけど、私がずっと作ってるわけでは都市は発展しないだろう。
薬屋をそこここに立てるにはまだ経済力が足りない。
ここは、薬師としての心得のある者に、より、低コストで効果的な治療薬を売りつけるという展開が望ましい?
私の小遣いを稼いで、同時にとしのけが人を癒やすという、一石二鳥の作戦だ。
私は幼少の頃はエルフとして育っているし、色々な物を学ぶ上で、薬学の知識もある。
魔法を使わない薬学に関してはライバルだったロベリアの方が詳しかったりするのだが、
私は私で一流である。
まずは材料の、薬草を取りに行っている従業員が帰ってくるまで待たなくてはならないのが難点だった。
結局薬学は後回しにして、当面の問題衣食住にも目を向ける必要があるだろう。
魔王城の収容人数はそれなりだが、住民全員を生活させるにはやはり荷が重い。
まずは居住区だ。といいたいところではあるが、衣服の方が先な気もするので、衣服から取りかかる。 私の衣装は魔法の糸で編んだ物だけど、これと同じ物を量産するにはコストかかりすぎる。
綿を採集するのはさすがに骨が折れるので、その辺にいる蚕を捕まえてくることにする。
虫取り網を持って採集ーーソレーソーレー。 はっ気づいたら、もう、2時間近く蚕を採集していた。
というわけで、捕まえた蚕を、飼い慣らし、糸を紡がせる作業へと移る。本来なら気の長い作業である。 が、私の魔術で、成長促進状態担った蚕はものすごい速度で糸を吐き出す。
このあたりにすんでいる。蚕のの種類は魔性と相性がよかったのだろう?
吐き出す糸は全体委的に光沢のある質感の糸で、そこそこ高値がつきそうな物である。
それはともかくとして、蚕からとれた糸を生地にしていく。
仕立ては高級、シルクの布地は、高級品と相場が決まっているのだ。
ただの布きれというほどでもなく一人前の人が着る服には仕上がった。
後はサンプル品を、衣服屋にもっていったり、綿製造工場に売りつけたりとかすれば、衣服問題はとりあえずある程度は解決するだろう?
さて、次は住である。 住むところは現在や、屋根さえあれば何でもいいという状況で、難民キャンプといった具合に等しい。
石造りの住居が作れれば理想的ではあるが、今の困窮した状況でそれは難しいといえた。
何せ人口が多い。 城下町?(村といった方が)には人口が、貴族1000、平民一万、
難民5万の人口がいるが、
今はボロボロの難民キャンプで雨露をしのいでいるものの、ソレももうボロボロの有様なのである。
家を用意することはできなくても、急増ではあれ、掘っ立て小屋もしくは新しいテントぐらいは欲しいところだ。
蚕の糸を作った撥水加工のテントというのも考えた。
今の雨風防げるのが瓦礫の壁の中だとかそういうのは非常に危険でよろしくない。
早急に対策が必要だと言えた。
うんうん、うなっていると、薬草の採集に行かせた、従業員が戻ってきていた。
早速薬草を買う修して、穀倉機械をの操縦者に賃金をし張らない。 薬草を買う。
薬草作りはいったん棚上げして、新たに蚕の糸から布を作成させていく。
従業員には、機織りができる物を選別した。 これで、雨風が防げる撥水加工野天とがつくれるだろう。
「それにしても、魔女様意外と頑張ってますね。実はすぐ投げると思ってましたよ。
飽きっぽいと思ってたので」
ぐぅ、確かかに私は飽きっぽいけど、見破られるなんて、やるなリディア!
さてと、最近体調があまり良くなくて進んでないわけですが、更新一時中断しないか不安ですね。
進むときは一気に進むのですが、割と佳境二なるところを書いてるので下手なことはかけないなあと言うのと、体調崩し気味で。




