42. Place: 大闘技場 開会
Time: 午前
ほぼ説明です
「これより、学院祭を開会する。」
学院長の宣言により3日間に渡る学院祭が幕を開けた。
会場となるエリアは大きく分けて2つ。
研究発表エリア、そして技術披露エリアだ。
研究発表エリアでは、普通科の成果発表が行われる。3日間、研究室や講堂で国内外からの来賓を前に研究の成果を発表していく。
政治、経済、化学、力学、地質学....などのような研究の他に、僕の母上の様な魔力社会に貢献する研究を行う人材も多くいるため、非常に関心を集めている。
来賓の方々も研究者、学者、専門家や文官ばかりで、関心がない限り発表者の親族や友人であっても見に来なかったりする。
ほとんど学会の様な状態で進行していく。
騎士科、魔術科、ソレイユは技術披露エリアで成果発表を行う。舞台は学院内でも1.2を争う規模を誇る大闘技場。
1日目はそれぞれが演舞、パフォーマンスのように鍛え上げた技術を披露する。
2日目からはトーナメント形式の試合が始まり、3日目は準決勝、決勝、エキシビションが行われる。
騎士団、魔術師団関係者、国防大臣などの他に、王族から商人、市民まで、研究発表エリアとは異なり、来賓以外にも観客として訪れる人々が多いため、飲食や娯楽等のサービスも完備されている。
毎回大闘技場に入りきれないほど観客が訪れるため、出場する在校生の親族、友人以外は1日ごとに入れ替わらなければならない。
そもそも抽選に外れた人々は直接観覧することが出来ない。
そこで活躍するのが映像魔道具。大闘技場の外、又は街の広間、そして各家庭などにLIVEで映像を配信する。録画機能により遅れて見ることも可能だ。
これにより、より多くの人が楽しめるようになった。
ちなみに我が家も愛用している。
母上とルカは普通科の成果発表を見にいくためだ。
母上は魔道具研究所所長という立場上、研究発表の来賓として参加しなければならないので、僕のことを見に来ることはできない。映像魔道具の録画機能は、その事に気づいた母上の私情挟みまくりによる後付けだったりする。
というわけで、我が家からは父上のみの観覧となる。そしてその周りは副団長、各隊の隊長など騎士団関係者で固められている。
親子としてではなく、騎士団長と騎士科生徒としてお互いこの場にいるのだ。
観客にとってはエンターテイメントとして、生徒にとっては将来を左右する場としての学院祭。
熱狂と緊張が合わさった中で、1日目が始まる。
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「もうすぐ俺らの番だぜ!行くぞエドワード!」
「ああ、今行く」
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出場する在校生の親族、友人以外の人々は、
抽選に当たった人達のみが直接観覧することができます。
コンサートとかと同じシステムです。
当たったら大闘技場で見れる感じで、何日目に見れるのかもランダムです。
1シート1家族です。
希望する国民全員に抽選のチャンスがあります。
映像魔道具の方は空中に映像が浮かび上がる感じです。魔道具のサイズによって映像のサイズも変わります。映像のサイズは家庭用だとスマホ〜テレビくらいで、広間とかだと巨大スクリーンくらいのサイズです。
ルカのトンデモ魔道具を、映像を記録、配信する魔道具①と、①が記録した映像を受信する魔道具②の2種類の開発により実用化しました。
エドワード父の周りを固めているのは当然ながら魔獣討伐専門の騎士団の関係者達です。
以前騎士団は2つと言いましたが、もう一つは近衛騎士団です。国の警備や犯罪の取り締まり、要人警護等が主な仕事です。もちろんこっちの関係者も学院祭に来てます。
それぞれアルマダ騎士団、近衛騎士団というように呼び分けています。




