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時を止める君と幸せになりたい僕  作者: TWOPIECE
第2章 新学期と襲来
24/44

23. Place: 侯爵邸 告白

Time: 日暮れ頃

翌日、侯爵邸。


応接間には侯爵、エイル様、義兄上(あにうえ)、オリビア、そして何故か父上。



「父上??あのどうしてこちらに?」



「昨日エドガーから知らせがあってな。

黙っていて悪かった。しかしお前が気付いていたとは...」



「!そうだったのですか。僕はてっきりこの世で僕だけかと...」



そして僕は幼い頃から自分は影響を受けなかったこと、彼女の秘密に気付いていながら黙っていたこと、そして自分が想定する最悪の結末について、全て話した。



「なるほど、よくわかった。そうか、君は時間停止の影響を受けないのか。確かに、そうでなければ知ることすら不可能だからな。」



「わたくしたちはね、あなたとオリビアの婚約が成立してからしばらくたった後、彼女の魔力が暴走してしまってね、その時に知ったのよ。」



「今でも覚えている。いきなりオリビアが泣き出したと思ったら、ぼくたちが動かなくなってしまったなんて言うんだ。色も音も世界から無くなってしまって、もう二度と戻らないかもしれないなんて思ったらしい。」



「すぐにテセウスに相談した。そしてオリビアのためにもこのことは秘密にすると決めた。理由は君もわかっている通りだ。オリビアにも何があっても口外してはいけないと言いつけたんだ。」



「そうだったのですか...僕には何の能力もありません。父上のようにもしも時、全てを打ち倒す力もありません。義兄上のように、全てを防ぐ力もありません。それでもオリビアを守りたいんです。

そして今、なぜか彼女の力に気づいている人間が現れました。相手が在学生である以上、彼女のことを守ることができるのは僕しかいないのです。どうか、僕にオリビア守らせてください。」




「エドワード....」




「話は聞かせていただきました!!!」



バーンと大きな音を立てて応接間の扉が勢いよく開いた。



「ルカ!?なぜここにいる?」



「すみません父上、気になってこっそりついてきてしまいました!僕が説明します!」





ーーーーーーーーーーーーーー

「(2年分時が止まってたってことはエドワードは実質ぼくと同い年じゃないか!!)」


「(ユリウス、空気を読みなさい。今はまだその時ではないわ。)」


ーーーーーーーーーーーーーー


オリビア母

エイル・ホーラー

北欧神話に見られる第二ヴァルキュリヤ、エイルより。

今の代の元No.2ワルキューレ

出産を機に引退。No.1は現王妃。


オリビア父

エドガー・ホーラー

名前はなんとなくです。


エドワード父

テセウス・ベイリー

ギリシャ神話の英雄テーセウスより名付けました。


エドワード弟

ルカ・ベイリー

ギリシャ神話の鍛治の神ヘパイストス、ローマ神話におけるウルカヌスの英名バルカンより名付けました。

能力は『創造』です。

兄の魔道具作ってます。


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