表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
時を止める君と幸せになりたい僕  作者: TWOPIECE
第1章 気づきと奮闘
19/44

18. Place: ダンスホール 終了

Time: 夜のはじめ頃


パーティー編終了です。

今日はオリビアにしては珍しく黙ったままだ。そのせいもあって今どれくらい時間が経ったかわからない。



あの時ミカエルのことを見なければ僕はシャンパンなんて手に取らなかったんだ。



というかあいつがシャンパンなんて飲んでなきゃ良かったんじゃないのか?

今回の試練は間接的にあいつのせいって言えるんじゃないか??


(※彼は疲労で思考が偏ってきています)



そういえば、僕が試練に耐えている時、必ずと言って良いほどこいつがそばにいる。


(※なかよしだからです。そもそもいつも一緒です)



なのになんで僕だけなんだ。何度その顔をはたいてやろうと思ったことか。


(※思うだけじゃなく実際にはたいてます)



よし、殴ろう。

なんて物騒なことを考えていたとき耳鳴り共に色と世界が戻ってきた。




すーーーっ、ふぅゥーーーーー。

ゆっくり深呼吸をしグラスの中のシャンパンを飲み干す。

やり遂げた達成感と、謎の憤りと、高まった感情を解放すべく、

自然な流れでソイやッ!!と渾身のボディーブローをミカエルにお見舞いした。



ぎゃあぎゃあ騒ぐミカエルを一時無視し、オリビアを振り返ると、すっきりしたような、羨ましがっているような複雑な顔をしていた。

 


その後は滞りなく進んでいき、試練のパーティーは幕を閉じた。



ーーーーーーーーーーーーーーー

ぎゃあぎゃあの一部


「何でやねんっ!」


「だから俺のセリフだっつーの!!」


「フッ、すまない、愛情表現だと思ってくれ。」


「なんで今??いつもそれで片付けるよなお前....」


ーーーーーーーーーーーーーーーー


という事があったので彼はオリビアの勇姿を見ていませんでした。

そしてオリビアは言葉通り愛情表現だと思ってるのでちょっと面白くありません。

彼女的1番のライバルは実はミカエルだったりします。


そしていくら仲がよくてもボディーランゲージはいけません。真似しないでください。

彼らは特殊な例です。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ