↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
22/86

22.交差②

思いつくままに殴り書き。後輩サイドです。


虎龍交わる。




「「「よろしくお願いしまーす」」」


今日は新しい料理教室の先生が来る日。


なんでも、いきなり店に押し掛けて、そのまま修行することになった女性らしい。


先輩のためにも、しっかりと話を聞いて新しい料理を覚えないと!!



「今日は新しい先生が来てます。カワウソのさくらさんです」


「キュー」



????


カワウソ?

KAWAUSO?



カッカッカッ…カッカッカッ


『日本料理店「川獺」

(月〜金 14:00〜22:00 土日祝 定休

おすすめはサバ料理)

見習い さくら』



ざわざわ……ざわざわ


「「カワウソ?」」

「「え、冗談でしょ」」

「「達筆…」」


「…………………」

(え?カワウソ?何あれ?冗談でしょ。文字書けるんだ。川獺?うわっ、達筆。なんなの?あ、サバ食べたい。先輩助けて。もう訳がわからないよ)





「ジーッ」




私は見つけてしまった。


あたりが驚愕と困惑に包まれる中、周囲が気にならないほどパニックになって、固まっているこちらのことを真っ直ぐ射抜く1匹のカワウソを。



思わず抱き寄せて、隅々まで撫でまわしたくなるそのフォルム。

きめ細かい毛並みに、見るものの目を奪う流線美。

そこに、計算され尽くしたバランスの手足。

神の作ったぬいぐるみのような肢体。


鋭い獣のオーラを纏いながらも、いつまでも守ってあげたくなるくらい保護欲を誘う雰囲気。 

現代に舞い降りた妖精を彷彿とさせる。


その鳴き声は全ての不安を取り除き、同時にやる気を出させる魔性の声。

ヒトラーのように戦争に怯えた国民たちを鼓舞し、みなを前線に送り出す支配者の声。


そう。まるで人々に捕らえられるためだけに生まれたゲーセンの景品。

人間を虜にしては決して離さない、まさにマンイーター。



(可愛いわ。可愛い。彼女とは、また近いうちに会いたい)


(いいえ!絶対に会う!)




なんでだろう……


彼女を見てると魚肉ソーセージが思い浮かぶ。





虎龍交わる。




4コマ漫画とかで、隣同士の2話が同じ流れで書かれているのって凄い好きです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。