しばらくは【詩】の投稿で……
2作目です。
少し傷心中なので、書き綴る文章にも
ネガティブ差が出てしまっているかも知れません。
「君の面影」
砂浜の砂をいじり
裸足のまま、押しては返す波に
振り返る君は
地平線から照らす夕焼けに
赤く染まり、一際輝いていた
沈む太陽に
呼応する波は高くなり
波に揺られる月明かり
僕は1人、揺れる波間を見つめる
何故
君は1人で
暗闇を泳ぎ続けるの?
何故
僕は1人で
見つめ続けるだけ
後一歩、もう1歩
踏み出した足に降り掛かる重圧
前を見上げる僕
伝う汗は頬を過ぎて地に落ちる
両手に力を、立ち上がる力を
震える膝に
吐息は荒くなり
それでも立ち上がって
必死に伸ばした右手を君が掴むと信じ
嗚呼
いつもキミは
僕のそばにいた
嗚呼
いつも僕は
キミと手を繋いでいた
ずっと生きてきた道に
行き詰まった時
手を差し伸べ、手を取った
それら全て
君がいた面影
今キミを見ているだけなのは
新たな道進み出した
キミの背をそっと押せる
その気持ち
キミの幸せ思う
読んで頂きありがとうございます。
何かありましたら、ご連絡ください。