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ロリ作家転移する



 東京ビッグサイトは突如、紫色の雲に包まれた。

 俺―――遠崎伊織とおさきいおりはそれに気がつくのが少し遅れた。

 なぜなら、俺のサークルスペースは壁から数えて4列目の、島中と呼ばれる場所で、建物の外の様子をうかがうことはできなかったからだ。

 最初は小さなざわめきだった。

 それが、ドミノ倒しのように場内に波及していって初めて、何か異変が起こっていることに気がついた。

 それが何か確認する暇もなく、バリバリ、という雷鳴が鳴り響き、急にあたりが暗くなった。

 悲鳴と怒号。

 バリバリと鳴り響く雷鳴。

 どんどん大きくなるそれは、膨らみ続ける風船が破裂するかのように極限まで達して―――

 轟音とと共に、地面が揺れた。

 時間にして4~5秒。

 あまりの揺れにイスから転げ落ちた俺は、天に祈ることすらできずに、ただ呆然と尻もちをついていた。

 揺れが止んだ。

 キーンという耳鳴りの後に、人のざわめきが急激に息を吹き返す。

 誰かが、外を見ろ、と言った。

 群衆に釣られて、外の見える場所まで歩いた。

 そこにあったのは、いつもビッグサイトのシャッター中から見えるコンクリートの地面―――ではなく。

 どこまでも続く、草、草、草―――草原

 ところどころ遠目に見える、得体のしれない生物―――モンスター

 遮るもののない、青空。

 誰もがその光景に唖然とした。

 それは見慣れた東京の景色ではあり得ない、強いて言うなら、おとぎの国、ファンタジーの世界。

 その日、12000のサークル参加者と、約40000の一般参加者を内包したまま。


 コミケ3日目の東京ビッグサイトは、異世界へと転移した。



  1



 緊急事態に陥った時、人の行動は2種類に分かれるらしい。

 1つは、混乱し慌てふためく人。

 もう1つは、現実を直視できず、かえって冷静になる人。

 俺はどうやら後者のようだった。

 周りを見渡すと、混乱する人、半狂乱の悲鳴、飛び交う怒号。

 こうして他人が慌てふためくのを見ると、何というか、かえって冷める。

 昔からそういう性格なのだ。

 騒々しい場内の喧噪をよそに、俺は自分のサークルスペースに戻って、イスに座った。

 落ち着いて、現状を確認するためだ。

 状況確認開始。

 まず…俺の名前は、遠崎伊織(とおさきいおり)、高校生2年生。

って、そこからかよ。基礎的すぎるだろ。

 髪は黒。筋肉モリモリマッチョマン、ということもなく、痩せ気味。運動能力は平均以下。

 根っからの文化系で、唯一得意なのは絵を描くこと。

 小学生の頃から自由帳に、自作の漫画を(勝手に)連載していたっけ。

 中学生の頃に、インターネット上に絵を投稿する、いわゆるweb活動にハマり、少人数ながら、応援してくれるファンもついてくれたりした。

 高校1年の冬になって、初めて、世界最大の同人誌即売会「コミックコミュニケーション」―――通称コミケに参加した。

 自分が作った本を、初めて手に取ってもらった時の感動は忘れられない。

 以来、すっかり本を作ることに夢中になって、今日、2回目のコミケに参加したところで―――異世界である。


 異世界、である。


 やべぇ、余計混乱してきた。

 あたりを見渡すと、身動きが取れなくなった人たちが、次々に座り込んでる。

 時折、座り込んだ人たちを押しのけて、意地でも買い物を続けようとする猛者がいるあたりが、コミケの恐ろしいところだ。

 「正面口の階段が無くなって落ちた人がいるらしいぜ」

 「シャッターサークルに並んでた人たち、急に消滅したらしいよ」

 「コミケスタッフが確認してるらしいけど、マジらしいよ、ビッグサイトの外、見渡す限り草原で、国際展示場とは全然違う場所になっちゃったって」

 聞こえてくる噂話を総合するに、東京ビッグサイトの周辺の景色が一変したのは本当らしい。

 (そうだ。どこかの企業が仕組んだ大規模な宣伝活動ってのは?)

 確かネットで話題の大人気異世界転生系ライトノベルが、この秋からTVアニメ化するって話を聞いたことがある。

 例えば、シャッター外に巨大スクリーンを設えて、異世界の風景を映し出しているだけとか。

 さっきの噂も、宣伝スタッフがコミケ参加者に紛れ込んで流しているとしたら。

 うん、それは十分に考えられる。少なくとも、東京ビッグサイトごと、どこか知らない土地に転移したってよりは、ずっと信ぴょう性がある。

 ―――そう思った矢先。

 「あ、おいっ、マジで行くのかよ!」

 「そうでござる!シャッター外には手分けしてサークルを回ってた我が同志がいたでござる!それが突然消えたなどと…あり得ないでござる!」

 パンパンのリュックを背負って、両手両脇に紙袋を抱えた小太りの男が、シャッターの向こう、草原に飛び出していった。

 それが皮切りとなって、何人もの勇敢なコミケ戦士たちが、シャッターの外に躍り出ていく。

 「拙者の比○乳業新刊ーーー!!!」

 「外は安全が確認されていないため出ないでください!スタッフの指示に従って!」

 「うっわ…マジで草原だわ…」

 「どう考えても日本じゃないよね、ここ…」

 草原をずいずい進んでいくコミケ戦士達。

 (スクリーンに映された映像って線は無くなった…ってことは、ここは本当に…異世界?)

 じわじわと、あり得ない現実が実感を伴って染み出してくる。

 (異世界ってことは…もう、現実には帰れない…?父さんや母さんにも、学校のやつらにも、もう会えない…?)

 グラリ、と視界が揺れる。立っている感覚が不安定になる。

 (―――いやいや、落ち着け、俺。まだここが異世界とも、現実に帰れないとも、決まったわけじゃない…)

 そうだ、まだ確定じゃない。不確定な情報だらけの中で結論を出すのは賢いとはいえない。

 情報…情報…

 (―――そうだ!)

 俺は自分のズボンのポケットからスマートフォンを取り出した。

 今の時代、情報収集においてインターネットに繋がった情報端末―――スマホは不可欠の存在だ。

 どうして今まで気づかなかったのか。

 俺は、淡い期待を込めて、スリープモードを解除する。

 画面には、8月16日 日曜日 12:31 とカレンダーと時計が表示される。

 その左上にある電波は―――圏外

 ネットのブラウザやアプリを立ち上げてみるが、やはりどれも通信エラーになってしまう。

 会場内に常備されているwi―Fiも、何度か試したが繋がらない。

 これで、このビッグサイトが通信面でも完全に孤立していることがわかってしまった。

 詰み、である。

 (ネットも繋がらない…こうなったらやっぱり、状況を確かめるには、外に出てみるしかない…のか?)

 シャッターの方を見ると、およそ100人以上が草原に足を踏み出している。

 何人かはもう、豆粒くらいの大きさにしか見えないほど、遠くへ行ってしまっている。

 それでもほとんどの人は、会場内にとどまっていた。

 あるいは繋がらない電話をかけ続けたり、あるいは運営スタッフにどうなっているか説明しろと怒鳴りつけてみたり。

 ほとんどの人はまだ混乱のさ中にいるように見えた。

 だが、何人か、少数ではあるが、現実を受け入れようとしている人たちも見受けられた。

 今自分たちがいるのは、日本ではない、どこか別世界だという現実。

 そう、受け入れなければいけない。

 現実を直視し、冷静な行動を心掛けたものが、生き残る。それは学校でも、社会でも、世の常だったはずだ。

 冷静になれ。生き残れ。

 そう自分に言い聞かせたとき、場内に、ピーンポーンパーンポーンという、間抜けな音が鳴り響いた。

 「―――コミックコミュニケーション準備会よりお知らせです。先ほど、正午頃、会場外にて不可思議な現象を確認しました。準備会スタッフが状況を確認中です。参加者の皆さんは不用意に立ち歩かず、その場で待機をお願いします。繰り返します。参加者のみなさんは不用意に立ち歩かず、その場で待機を―――」

 イベント運営側からのお知らせだった。

 どうやらコミケ準備会が現状を調査しているようだった。

 今現在において、俺が集められる情報は、そう多くない。

 かといって、会場外に足を踏み出すのも危険がないとは言い切れない。

 今のところ、準備会のスタッフの調査、対応を待つのが一番安全だと判断した俺は、次のアナウンスが放送されるまで、自分のスペースで待機することにした。

 それから2時間が経ち―――

 3時間が経ち―――

 繰り返されるアナウンスは同じもので、特に新しい情報はなく…


 シャッターから見える空は夕焼け。じきに、夜が訪れようとしていた。



  2



 8月 16日 日曜日 18:16

 スマホの画面には相変わらず、現実世界の日付と時間が表示されている。

 外の風景が変わってから6時間。

 俺は結局、自分のサークルスペースから動けずにいた。

 あたりを見渡すと、さすがに参加者のほとんどが地べたに座り込んでいた。

 皆一様に元気がなく、押し黙っている。

 ネットニュースとかで時々見る、被災地の避難所のような光景だ。

 あの後、かなりの参加者が草原の先に歩いて行った。

 コミケ準備会のスタッフも、何人か調査に行ったらしいが、この異変の原因はもちろん、草原の先に、何かを発見することはできなかったそうだ。

 シャッターの外を見ると、もう日が暮れて、あたりは闇に包まれている。

 ビルや街灯のあかりがある東京の夜とは違う、一寸先も見えない、本当の暗闇。

 今にも暗闇の中から、得体のしれない何かが飛び出してくるのではないか、そんな想像に思わず背筋がブルリと震える。

 (この状態が、いつまで続くんだ…?)

 もう少し待てば、もう少し時間が経てば、昼と同じ現象が起こって、気づけば元の東京の景色―――

 なんて淡い希望は、この6時間で完全に打ち砕かれていた。

 この得体のしれない世界で、これから生き抜いていかなければいけないのか。

 焦りと不安だけが募っていた、その時。

「あのー…」

俺のサークルスペースの前に座っていた、見知らぬ男が話しかけてきた。

何の用だろう。サークル用のイスを貸してほしいとかか。それとも、飲み物を分けてほしいとか。

「新刊、見せてもらっても、いいですか?」

「へ…?」

予想とは大きく外れた言葉に、まぬけな返事をしてしまう。

男が指さしているのは、俺のサークル机の上にある薄い本。

 ちなみにタイトルは「魔法少女はパンツとともに」。

 通称「とともに」は、俺が半年前からWEBに載せてるオリジナル漫画で、そこそこ話題になっていたりもする。

 表紙には、ランドセルを背負った小5くらいの女の子が恥ずかし気な表情でパンチラしてるシーンが描かれてる。


挿絵(By みてみん)


 (し、しまった…異変のことで頭がいっぱいで片づけるの忘れてた…)

 後悔先に立たず、とはこのことである。

 男はペラペラとページをめくり、俺の作った本を読み進める。

 自分の作った本を目の前で読まれる。この時ほど、緊張する瞬間はない。

 読み終わった男がしばし沈黙する。

 (な、何か言ってくれ…)

 もう一度、最初のページからペラペラとめくりはじめる

 (うわあああああ、わ、わかりにくかったか?だったらそうだと言ってくれええええ)

 2週目を読み終えた男が、沈黙を破る。

 「これは…どういう漫画なの?」

「え、えっと、これはですね!女の子のパンツには魔力が宿っててですね、そのパンツを奪い合って女の子同士が戦う話で―――」

 「ぶふぉっ…!」

 盛大に噴き出された。

 「いや、失礼。ククク…君はバカだねぇ」

 バカ。

 普通の人なら貶されたとしか思わないだろう。

 しかし、俺は知っていた。創作におけるそれは、最大の褒め言葉だということを。

 「い、いやぁ…その、どうも」

 「女の子も可愛いし。ちょっとデッサン狂ってるとこあるけど…内容がぶっとんでて、うん、とても良いよ」

 笑顔。

 そういえば、誰かの笑顔を見たのは久しぶりだ。

 「この本、一冊ください」

 「え!今、ですか?」

 男は財布から500円硬貨を取り出すと、俺の手のひらに置いた。

 「こんな時だからこそ、だよ。いやぁ、緊張と不安で気がおかしくなりそうだったんだよね。だけど、君の本で少し余裕が持てるようになった。ありがとう」

 ありがとう。

 自分の本を読んで、そう言ってくれた。

 その言葉に目頭が熱くなる。

 自分の描いた、馬鹿みたいなストーリーが、誰かの心の支えになる。

 その瞬間を味わいたくて、ネットにたくさん絵を載せて、コミケで本にまでして頒布している。

 さっきまでの緊張と不安が薄れていく。

 状況が変わったわけではない、けど。周りのいろんなものがクリアに見えるようになった。そんな気がした。

 「…こちら新刊です。どうぞ」

 「ああ、ありがとう。そうだ、ついでだから君のこと、ツオッターでフォローしちゃおうかな」

 そう言って男は、スマホを操作し、「twotter(ツオッター)」を起動させる。

 twotter(ツオッター)は、140文字以内のつぶやきと呼ばれる投稿ができるウェブサービスのことで、自分のフォローした人たちのつぶやきをタイムラインとして、時系列順に読むことができる。

 日本国内では圧倒的ユーザー数を誇り、国民1人につき1アカウントとまで言われるほど、若い世代を中心に普及しているウェブサービスだ。

 「あ、でも、ここ電波が通ってないんじゃ…」

 「おっと、そういえばそうだったね。ついいつものクセで開いちゃったよ、ははは―――」

 慌ててアプリを閉じようとする男。だが―――

 「ま、待ってください!」

 自分でも予想外の大きな声に、周囲の人たちが何事かと振り向く。

 ちょっと恥ずかしかったが、今はそんなことを思ってる場合じゃなかった。

 「な、なんだい、いきなり…」

 「ツオッターのタイムライン、今、その、更新されてませんでしたか?」

 再び画面に向けられた男の顔が驚きに変わった。

 「ほ、本当だ。確かに…日本にいるはずの…友達のつぶやきが、普通に更新されてる…」

 俺も慌てて自分のスマホを取り出す。

 電波は相変わらず圏外。

 それにも構わず、ツオッターのアプリを起動すると―――

 「…更新された!」

 日本にいるはずの友人や家族の、リアルタイムのつぶやきが更新されていく。

 そしてそれらは、消滅した東京ビッグサイトの話題で持ちきりだった。

 

 『東京ビッグサイト突然の消滅!?東京都緊急会見へ』

 『コミケ消えたってこマ?』

 『@teruru おーい生きてる?』


 どうやら、現実世界側でも東京ビッグサイトは消滅していて、大騒ぎになっているらしい。

 だが、大騒ぎになっているのはそれだけが原因じゃなかった。

 「あっ!こっちの世界からつぶやいてる人がいますよ!」

 「ほ、本当ですか!?」

 「♯コミケ」でつぶやきを遡っていくと、こっちの世界に転移したと思わしき人が、今のコミケ会場の様子を写真付きでアップしていた。

 「こ、こっちの世界から発信もできるのか…」

 「遡ってみると…10分ほど前から可能になったみたいですね」

 不可解だ。

 電話もインターネットも使用不可能な中、ツオッターだけが異世界と現実世界をつなぐツールとして機能している。

 まるで、異世界の情報を現実世界に発信してもらうために、誰かが仕組んだようにさえ思える状況だ。

 「―――あ」

 東京ビッグサイト消滅に関するつぶやきを遡っていくと、ある一つのつぶやきを見つけた。

 投稿者のユーザー名は「ぷにぷにほっぺ(@punipuni)」

 それは、こちら側の世界から、写真付きで投稿されたものだった。

 写真に写っているのは、見渡す限りの草原。

 夕方の光景だから、おそらく、1時間ほど前に撮った写真をさっきアップしたのだろう。

 肝心なのは、つぶやきの内容だ。

 『町みつけたかも』

 写真に写る草原の奥、地平線の上には、確かに町を取り囲む城壁らしきものが写っている。

 (文明が存在する世界だったのか…もし、これが本当に町だとしたら…!)

 一刻も早く東京ビッグサイト(ここ)から脱出して、この町にたどり着かなきゃならない。

 なぜなら、今東京ビッグサイトにいる俺たちは、ある大きな問題を抱えているからだ。

 それは、食糧と水。

 東京ビッグサイトがまるまる異世界に転移したとして、その人数は、サークル参加者約12000人、一般参加者40000人、軽く見積もって52000人だ。

 それほどの人間が、大した食糧も水も持たず、突然異世界に放り出された上、1つの建物の中に押し込められている。

 その先どうなるか、ちょっと考えれば誰でもわかるだろう。

 底を尽きはじめる食糧と水。わずかな食糧を巡って起こる争い。やがてそれは暴力に発展し、奪われた者は死に、奪った者だけが生き残る。

 いや、食糧の全体数は大したものじゃないんだ、奪った側もいずれ命が尽きるのは目に見えている。

 つまり、東京ビッグサイト(ここ)にずっととどまっているだけでは、生き延びられる可能性はゼロに近い、ということだ。

 生き延びるためには、少しでも食糧があるうちに、東京ビッグサイト(ここ)を出て、町や村を探し出す。それが最善策。

 この6時間で外の世界に出て行った人の中には、その最善策にいち早く気づいた人もいたに違いない。

 (くそ…俺ももう少し、早く気づいてれば…!)

 後悔先に立たず。今さら自分の無能を悔やんでも遅い。

 大事なのは、今までどうしてきたかじゃない。これからどうしていくか、だ。

 そう自分に言い聞かせると、俺は改めて決意を固めた。

 

(明日の早朝、ここから出て町を目指す)

 

 

 






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