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クズ物語

人生大逆転したい!クズ43歳、生涯彼女なし!な俺の物語を見てやって下さい!

初めまして皆様、クズ男のゆうです。


 軽く自己紹介すると、43歳彼女いない歴=年齢にしてTHEクズ!以外に紹介する部分以外は考えても1ミリも皆無でしたので紹介終わり‥‥…


 いやいや何かあるでしょ?と、もう一度考えたらありました!


 こんなクズにも唯一取り柄がありました!


 全くモテないのに性欲だけは人並み以上にクソ強いのでポンコツスキルを取得してました。


 それは、、、



 風俗マスター!




 人より安く風俗店へ行けちゃう、風俗店情報に詳しい、風俗を利用した際に役立つ小技、本番交渉のやり方等、色々と修練をしてきた者のみが得られるスキルです。


 はい、ちっぽけなモテない奴のちょっとしたプライド自慢でした!!

しかもこのスキルも、風俗に総額1000万円以上は使って得たという、なんともなさけないというか、、、


 持ち前のセコさで格安クーポンを網羅できているのは一つの自慢です。いやしかし1000万円か、、改めて数字を見るとめまいがしてきますがやっていきましょう。


 今後、こんなクズがどんな人生を歩んできてしまったのかを赤裸々におおよそに公開していきますが、世の中にはこんなやつもいるんだというエンタメがてら最後までお付き合い下さい。



 まずには俺がこの世で最高に愛したといっても過言ではない人がいました。


 それは最愛のエリカちゃんです。彼女との7年に渡る楽しくも苦しい片思いを振り返っていきましょう!



忘れもしない彼女との出会い。あれはまだ下腹が出ていない20歳か21歳の頃になりますが、当時俺はパチンコ屋で働いてました。


 で、2年半程働き店が潰れました。


 潰れた日の夜に当時の上司(店長)と仲の良かった同僚の3人でお疲れ会的な飲み会をして、ほど良く酔っ払ってから店長御用達の家族で経営してる小さなスナックへ足を運んだわけです


 スナックのママと娘2人で経営してるのですが、その娘(次女)を見た瞬間は今も忘れません


 嗚呼、これこそ正に運命的な出会いだ! と、直感しました、マジです!



 それほどまでにドストライクだったんですよね


 


俺を一目惚れさせた次女、それがエリカちゃんでした


 

もう、マジで心の底からエリカちゃんと出会えた事に感動、神に感謝しかなかった!


 彼女は昼間、美容専門学校に通い、夜は週2ぐらいでスナックを手伝っていました。

 

 彼女と出会って1ヶ月後、スナックのクリスマス会にて2度目の再会をし、勇気を振り絞った結果、無事に携帯番号とメルアドをゲットしデートへと誘いました


 が、デートの誘い自体は了承してくれるも2度に渡る約束1時間前ぐらいの酷いドタキャン笑笑


 なぜだか俺の人生ドタキャンが多すぎるんですよね。

悔しすぎます、悲しいよー、でも懲りませんよ!


 3度目の正直で遂に人生初デートに手にし緊張で手が震えながらも無事食事デート成功!


 頑張ったぜ俺!!



 良い雰囲気だったので、帰りに勇気をだして告白したら、見事に振られて玉砕しました……


 

 若い頃、実は少し俺カッコいいかも?みたいにめちゃくちゃ勘違いしてこんな髪型にしてたし、ガチでデート自体は良かったはずが、完全に俺の勘違いでしたね笑


 思えばここから俺の人生は急激に転がり落ちて行ったのかもしれません。


 振られても連絡のやり取りや2人でご飯行くとか、彼女の車が事故で壊れた時には家から学校まで送り向かいしたり、なんやかんや楽しかったのは良い思い出でしてモテないわりの青春をしてました。



 ま、5回メール送ったら一回返信あるかどうかだけは今考えば完全脈なしなんですが。当時はその一回でも嬉しかったんです。



 そんな時に奇跡が起こります。


 好きな女の子とのディズニーシーは今でも俺の夢なのですが、この誘いを彼女は承諾!


 もう夢中に喜びまくりましたね、人生バラ色だーと。


 しかし、そこはモテない俺です。そんな簡単に神は俺の夢を叶わせません。


 はい、急に連絡取れなくなりまして俗に言う着拒を俺はくらう羽目に。



 もうね、絶望感しかなかった



 嘘だろ?何もかもやる気なくなる

え、なんで着拒?



 エリカちゃんを諦めたくない未練



 当時、俺はインチキ探偵会社に勤めていて関西出張が多かった影響もあり、その苦しみを少しでも解消したくて毎晩のように大阪の道頓堀にある風俗や難波にあるぼったくりパチンコ屋で散財しまくっており、今考えると常軌を逸していたと思います。


 ま、そのお陰で道頓堀の風俗が最高過ぎて後に風俗マスターを産みだしたのかもしれません笑



 とはいえ、風俗嬢とのプレイ中も頭の中にはエリカちゃんだらけで、満足感はあるもどこか虚しくてそれを埋める為に、、、


 風俗店Aで抜く→酒飲む→風俗店Bで抜く→風俗店Cで抜くなんて日常茶飯事なわけでして……


 安月給の俺がそんな生活をしていて金が持つはずありません。でも風俗には行きたい。でも金がない。。


 気が付けば『ららら無人君』こと、消費者金融(通称サラ金)に借金をするように。


 地獄の入り口へ足を踏み入れてしまうわけです。


 何度かの関西出張を終え地元に帰還した俺は親友と何度もエリカちゃんに関して相談して、遂に俺はとんでもない英断?を下します。



 そうや、直接会って話せばいい!



 いやいや完全にそれはダメだろ!的な発想ですが、当時は若さ故の勢いが俺を暴走させましたね。


 しかし1つ問題があります。


 それは彼女はここずっとスナックにも出てないということ。



 ならば、どうする?



 そうだ!学校から帰宅した時を”狙えば”会えるじゃないか!



 こわいですねー、完全なストーカー勇が誕生しました!



 その日は周到に有給を取り、彼女の家の近くに車にて待機出来る場所を見つけ出し帰宅するのを待ち続けることに(この為に探偵になった?俺??)


 時期的には真冬というクソ寒い中で夕方からエンジンをかけずに待つも、彼女は一向に帰宅してくる様子はありません。


 記憶は曖昧ながらも深夜2時ぐらいまで待つも、それでも帰宅して来ずの中、遂に寒さの限界で断念し1度目のストーカー業務はこれにて終了という結果に。


 翌朝、なにやってんだ俺は?という自己嫌悪を抱きながらも、どうしてもエリカちゃんに会いたいという気持ちが勝ちましてこの日も有給を取りました。


 再び夕方には昨日と同じ場所に待機。今回は毛布とホッカイロを用意しストーカー準備万端です!


 夜8時か9時ぐらいでしょうか、遂に彼女の車が待機中の俺の車を横切り自宅へと入って行くのを確認!


 エンジン始動させ最速で彼女の自宅前に駐車した時、丁度彼女が車から出る瞬間でしたので急いで車から出て俺は彼女に声をかけました。


 めちゃくちゃ緊張しましたし不安いっぱいです


 俺を見た彼女はめちゃくちゃ驚き、

今でも忘れない一言を俺に放ちました。






 エリカちゃん『え?なんでいるの??』





 俺『もう一度どうしても会いたくて話したくて』




 エリカちゃん『こわっ!』




 俺『ごめん、急に連絡取れなくなったから。今でも好きだし諦められなくて』




 エリカちゃん『……分かったから、また連絡する』




 曖昧ながらこんな内容だったかと。とりあえず『こわっ!』という本音の声だけは今でも脳裏に焼き付いてます悲しい


 分かったていたとはいえ、そらこうなりますよね。


 自分勝手にしたことで好きな女の子を怖がらせたんですから。


 自業自得だけど、ガチでしんどいし、好きな子に引かれたり嫌われたりするのはしんどい



 自宅までの帰り道、俺は好きな子を怖がらせたと同時に嫌われた、自己嫌悪感、もうどうでもいい、死んでもいいみたいな感情で涙を流し続けながら国道50号線を制限速度超過で走るも、、、


 根が臆病な俺は死にきれず、クズは生き延びたのでした笑


 その後は、何故か連絡を再開できたり、ご飯行ったり関係は元通り?になり、彼女は無事に美容専門学校を卒業し美容師へ。


 


 髪を切る時には『お店に来て、まだ見習いだからシャンプーと手のマッサージや眉剃りしか出来ないけど』と誘われ美容室へ行きました。

 天使エリカ様のシャンプーでガチ勃起し、手のマッサージで我慢汁が溢れ、眉剃りで顔面近過ぎてパンツがちょい汚れる程には幸せでした……あの夜が訪れるまでは。




 とある日に彼女、彼女の女友達から飲み誘われてウキウキで合流し彼女の案内でショットバーへ行き、その日はしこたま飲んで解散


 後日、久々に彼女がスナック出勤する為、俺はスナックへ。楽しく飲んでいたはすが、酔った勢いで俺は『ねぇ、今彼氏いるの?』と言うとまさかの『いる』と返答が!



 マジかよ!! この世の終わりの如く落ち込みましたね、マジできつかった。


 それでも諦めたくないストーカーした前科がある俺、店終わりに何故か2人で飲み行くことに。


 飲み行った店はこの前のショットバー、カウンターに座り、まずは乾杯。彼氏が出来た話が気になり、彼氏ってどんな人?と聞いたら『この人』と指差した先にはバーのマスターが笑笑


 え? 嘘やろ! おっさんじゃねーかよ!


 当時25歳ぐらいの俺より10歳近く上の36歳であり、彼氏の経営するバーに連れてこられ知らずに売上貢献されていたのかよ!



 最後には、、、



 俺『99%ダメでも1%あるなら頑張るから』



 エリカちゃん『0%だからマジない』→即答



 くっ、流石に0%は死刑宣告でしかない


 で、この会話を無言で聞く彼氏ことバーマス。どんな顔をしていたのだろうか。


 もう嫌、もうこの空気は耐えられない!!



 と、その場にいるのがホント嫌で会計2000円ぐらいだったはずだが、彼女は残るみたいだからと、これから飲む彼女の分まで考えて最高にカッコ悪いながらも万札渡して釣りは入りませんと言い俺は店を後にした(バーマスはややニコニコしてた、クソが!)


 そこから色々狂っていく俺だが、その話はまた別話で。


 ま、そんな出来事もありつつもバカな俺はそれでもエリカちゃんを諦めきれず、更には当時若い俺が36歳のおっさんに負けた事も悔しくて


 それからもなんとなく友達関係は続き、美容室営業され髪切り行ったり、飯行ったり、お台場デート行ったりと時は流れ……


 とある事情(後日の記事にて)で俺は東京に住む友人の紹介で東京へ行くことに。

その事をエリカちゃんに伝え、上京前日の夜に彼女に誘われて仕事終わりにご飯へ行くことに。


 俺は近い未来に、この子が住む群馬県桐生市でバーか何かを開業してでっかい男になってやる。絶対振り向かせてやると誓った。


 エリカちゃんと別れる時、俺はエリカちゃんを抱きしめて初キスをして翌日上京したのだった。


 好きな女の子を抱きしめてキスをしたのは俺の人生初でホントに生きてて良かったー


 好きでもない風俗嬢とのキスとは比較にならない程のキス!


 彼女の柔らかい唇の感触を今も鮮明に覚えてるが、好きな女の子とのキスって本当に最高だったしガチでキスだけで勃起し我慢汁出てましたね。


 あ、ホテルへは行けませんでした(というより、誘う勇気が出なかった)


 やっぱり、モテないオッサンが書く文章はキモいなと感じるが真実だから仕方ないのでご理解を。



 もうね、クズ過ぎて自分でも笑っちゃうぐらいの実話ですが、当時は本当に好き過ぎてクズはクズなりに頑張って頑張って、それでもダメで最後は病んでしまい片思いは終わりましたが、それに対しての後悔は一切ないです。


 ただ、ただですよ、ストーカー行為した事は本当にごめんなさい!

8年間も片想いするし、ストーカーまでするし、自分はこういう人間なんだと思い知りましたね。


 

 はあ、虚しい。


 こんなクズの人生、これからも当然やはりクズ!らしく歩んで行くことになりますが、それはまた次回でお話しますね。



最後までお読み頂きありがとうございます!面白いなー、次も見たい!応援してやるかーな方々、是非評価入力して頂ければめちゃくちゃ嬉しいです!

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