表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
冴えない中年営業マン、異世界へ転生する++  作者: 4ris4k4
~第一章~中年は異世界へいざゆかん
28/78

木こりのオーバン

彼の小屋は確かに村のハズレであり、森に近接する、少し離れた場所にあった。


今にも崩れそうな年季の入った小屋の前まで歩き


「すみませ~ん、誰かいますか?」


と声を掛ける。


しかし、その小屋からは何も音が聞こえない。


「すみませ~ん、いますか!」


もう一度、大きな声を掛ける。


「なんじゃ?」


すると、家ではなく家の裏からひょっこり大男が顔を出して返事をした。


「ああ、どうも初めまして。私は農夫の子、エロワです。」


「農夫の子、エロワよ、子供が何のようだ?」


「はい、実は木材が欲しいのですが」


「木材をだと?ガキには過ぎた買い物だな。帰れ」


「何故ですか?」


「お前に出せる訳ないだろ」


「はい、だから今日は挨拶と値段を聞きに来たのです。」


「なぜ俺がそんな無駄なことをしないといけないんだ」


「それは、私がお金を持っているからかもしれません。実は今、これを作って村で販売しているのです。」


そういってポケットから例の石鹸を取り出す。


「なんだ、それは?」


「石鹸なのですが、、、村できいたことありませんか?」


「俺は村には滅多に入らん」


「そうでしたか、この石鹸というもなのですが、、、」


そういってこれまで通り石鹸の使い方を教える。


「ふんっ、悪くないな」


「はい、お近づきのしるしに1個お渡しします。因みに村では10枚で売っています。結構売れたりしています」


「そうか、、、、、、わかった。」


「はい、それで木材のお値段を聞きたいのですが?」


「木材は基本的にはキロ当たり銅貨140枚だ」


「なるほど結構しますね?」


「ああ、馬鹿な奴はそこらへんい生えている木を切るだけだろというが、木自体は一応タダといってしまえば良いが、実際には切り倒して製材にするには労力が大きい」


「確かにのこぎりでギコギコ板まで切ろうと思ったら相当の力が必要ですね」


「ああ、そうだ。鋸で切っていかなければならないのだから当然コストは高い」


「確かにそうですね。残念ながら今直ぐに注文を出すには手持ちが足りず難しそうです。近々注文の相談をさせて頂きたいと思います。」


「そうか、まあ値段が値段だからな。期待せずに待っておこう」


「はい、今日はありがとうございました。」


「あっ、すみません、まだ名前を聞いていませんでした。お名前は?」


「オーバンだ」


「なるほど、オーバンさんですね!これからよろしくおねがいします!」


「ふん」


オーバンは鼻をならし踵を返し森に戻っていった。



、、


、、、


、、、、


、、、、、


もうここには何もないようだ。



踵を返し家に戻るとしよう。




道中考えたのは、やはり木材のコストが高いので、まとまった資金を確保するにはやはり領主様との取引を成功させなければ次のステップには進めそうにないなと思いにふける。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ