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冴えない中年営業マン、異世界へ転生する++  作者: 4ris4k4
~第一章~中年は異世界へいざゆかん
24/78

豚の油を購入して石鹸生産の量を多くした

「さて今日は、別途豚の脂肪(しぼう)を購入し増産した分も上乗せして販売する。無料で調達(ちょうたつ)した内臓(ないぞう)から生産した分が20個、1キロの脂肪(しぼう)から生産(せいさん)できた分が42個だ。(1キロ×歩留り85%÷20g/個の切捨(きりす)て)」


「おお、全部で62個?大分増えたな」


「しかし、残念なことに値上げをする必要がある。思ったよりも脂肪の調達(ちょうたつ)コストが高かったので今の価格で販売すると儲けが(ほとん)ど出ない。だから今日から銅貨10枚/個にする」


結構(けっこう)な値上げだが大丈夫なのか?」


「ああ、大丈夫だろう。」


「何で大丈夫なのお兄ちゃん?」


「それは俺たちがこの村という市場においてはドミナント(Dominant)だからだ。つまり支配的だからだ。」


「どういうことお兄ちゃん?」


「この石鹸(せっけん)だが、この村で他に売っている奴はいるか?」


「いないな」


「そうだろ、つまり今のところ、この石鹸が欲しい場合には俺たちから購入する以外にお客さんは選択肢が無いということだ」


「確かにな!それだったらそんな2枚じゃなくて倍の20枚とか50枚でも良いんじゃないか?」


「まあ、そう思うわな。だけど最初に7枚と設定した時にいったろ?」


「はい!、あんまりもうけ過ぎて目を付けられたくないようなことをお兄ちゃんが言っていた」


「そうだ、今の俺たちではもうけ過ぎても駄目だ。余計な問題が生まれる。それにだ、いくら支配的だからといって無制限に値上げをすればどうなる?」


「まあ昨日まで7枚だったのが倍とかだったら腹が立つな。そんなところからは買いたくないな。買ったとしても良い気持ちにはらないかも」


「そうだ、ましてや俺たちの住んでいる村でそんなことをしてみろ。居づらくなる」


「2枚なら材料調達難による値上げなんですとまだ言えると思う」


「そんなことまで考えてるんだな」


「ああ、まだまだ非力(ひりき)な俺たちだ、慎重にいかないとな」


「ああ、そうだな」


「じゃあ販売始めるか」


「おう!「あい!」」



、、


、、、


、、、、


、、、、、


、、、、、、


、、、、、、、


「くそ~今日は売れなかった!」


「まあ、あらかた予想はしていたが、売れたのは(いく)つだ?」


「26個だ!」


「ということは売れ残りが36個か」


「ああ、どうするんだよ油脂を買ってまで増やしたのに残っちまったじゃないか?」


「まあ、いずれ売れ残ることは考えていた。まあ、次の行動に移すしかない」


「次の行動ってなんだよ?」


「まあ、見ときな」


俺はそういって売れ残りの石鹸の内5つを布で包み持ち上げて歩き出した。


「悪いが店じまいとクロエを少し見ていてくれないか?」


「ああ、それは構わないがどこにいくんだ?」


「ちょっと領主様のところへだ」


「領、領主様だって!? 危ないだろ!?」


「まあ確かにリスクはある。だが、どっちにしろ領主様とは接点を持たなければどっちにしろ俺たちの世界は広がらない。遅いか早いかの違いだ」


「そ、それはその通りなんだが」


「お、お兄ちゃん!危ないことは止めて!」


そういってクロエは飛びついてきて行かせまいとする。


「まあ、クロエ大丈夫だ、今の村の税率が4割ということは悪徳領主という訳ではない筈だ。かならず戻ってくるから心配せず待ってるんだ」


「絶対だよ!?すぐ帰ってきてね」


「ああ、じゃあアルバン頼んだ」


「お、おう」


そういって改めて領主の館目指して歩きだす。



----------俺の資産----------

期初-銅貨:+96枚

期中-銅貨:+124枚


----------------------------


期末-銅貨:+220枚

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