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冴えない中年営業マン、異世界へ転生する++  作者: 4ris4k4
~第一章~中年は異世界へいざゆかん
17/78

石鹸という商品を説明する

最初に仕込んだ石鹸が2週間経った頃


「おお、大分固まったな」


2週間前に作成した石鹸は、その後、ホテルとか銭湯にある様な小さい板石鹸程度の大きさに切断し、風通しの良いところに干しておいた。


「さて、諸君。これが石鹸だ」


目の前にはクロエとアルバンがいる。


「これが石鹸っていうのか?どうやって使うんだ?」


「ああ、今から効果を見せよう。裏庭へ移動だ」


そういって俺たちは裏庭へ移動した。


「まあ、特段使い方というものはない。ただ単純に、例えば顔を洗う時、先ずこうやって手を濡らし、石鹸を手で包み擦るんだ。そうするとこうやって泡が出てくる。そして石鹸を置いて、少しの間両手を擦る。そして、水で洗うと、、、この通りだ」


「うわ!、手がきれいになったよお兄ちゃん!」


「おお、すっげえな!」


「ああ、とりあえずこれで顔も洗ってみよう」


そういって俺は顔を洗ってみせる。


「因みに、目とか口とか鼻に入らないように注意しよう。万が一、目に入ってしまった場合は、水で目を沢山すすぐように」


「おう、やってみるよ」


そうして三人で水に濡れながら顔を洗った。


そして


「おお~!エロワお前なんか顔が違くねえか?」


「お前こそ誰だ?」


「お兄ちゃん、お兄ちゃん!」


「ん?おお~!クロエ、可愛いな!」


「ええ!?そう?あえへへへ」


「へえ~クロエちゃん可愛くなったな!」


「妹はやらんぞ!」


「いいやいや感想を言っただけだろ?」


まあ、いかに汚かったという訳だ。


「とまあ、こんな感じの効果だ」


「すげえな石鹸!」


「因みに、これは洗いたいと思うものには基本使える。衣服を洗う時に少し擦ってから使うと衣服の汚れも今よりも落ちやすくなるだろう」


「すっげええな!、これをこれから市場で売るんだな?」


「そうだ。まあ、先週2回目を仕込んだからな。いよいよ来週市場へ初出店だ!」


「おお~!!”お~!”」

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