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<R15>15歳未満の方は移動してください。
この作品には 〔ガールズラブ要素〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

前世はきっとヒモ

作者: 秋暁秋季

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


注意事項2

恋愛です。ガールズラブなのでR15です。

苦手な方はご注意下さい。


大変口の悪い子が出ます。

精神的に弱り切って、精神が病みかけていた。早く私を受け入れて抱き締めてくれて欲しい。そうされないと、すぐにでも駄目になってしまいそうな程。そんな時、ふと一人の女の顔が浮かんだ。私がこうなった時は絶対に言う事を否定せず、解決策を提示せず、ただただ頷き受け入れてくれる子が。気が付くと部屋を飛び出していた。

「ごめん」

「いいよ。どうせ暇人だしね」

突然来た私を気にした様子もなく部屋へと招き入れると、彼女は二人分のマグカップを用意した。口には棒状のチョコ菓子。煙草の様に咥えたまま此方に歩み寄ると、そのままソファに寝そべった。軽く手招きすると、腹を指先で叩く。上に乗れ。と合図している様だった。

「何か最近しんどくて、精神的に辛くて……」

「でも頑張って戦ってんじゃん」

「部屋に閉じこもりそうで」

「扉開けて私の元まで来れてんじゃん」

「もう……駄目なんじゃないかなって」

「首吊り用のロープ用意しないで生きてるだけ偉いって。誰も攻撃してないしね」

お腹に顔を埋めて、啜り泣く。ふと髪に何かが乗る感触。それはするすると下へと下って行くと、また上に戻って行く。髪を撫でられていると気が付くまで時間がかかった。

涙でボヤけた世界を鮮明にする為、涙を拭う。菓子を咥えて僅かに口角を上げている女の顔があった。そのままぬっと顔を近付けると、私の口目掛けて突き刺してくる。

「ほれ、口開けろ。んっ」

一度唖然とした際に、棒の先を押し込まれた。そのまま自ら頭を振って真っ二つに折ると、悪戯っ子の様に笑顔を浮かべる。

「へへ。いい顔すんじゃん。アンタ」

「……最初、□□に相談したんだけど、解決策ばかりだったから……。何か……疲れちゃって……」

「ふーん……」

一瞬双眸に冷たい視線が灯った気がしたが、今の私に指摘する猶予はなく。ただ自分の事だけを考えて、溺れて行った。あぁ……君が男ならな……。


オマケ

「君はなぁんで正論並べ立てるんだろぉね? 弱ってる子に善悪の基準なんか考えられる訳ねぇだろ。胎児から情操教育やり直して来いよ」

「お前の前世がヒモなだけだろ」

死ぬほど疲れている時、人間は真っ当な判断下せません。

それは周りを見ても、此処での投稿に関しても、よく目の当たりにする事実です。

だから最初は例え間違っていても、受け入れます。

正論は後です。後々。要は塩梅ですね。はい。


人を、自分を、傷付けなければ、基本的に受け入れる。

時折、こういう(ポッキーゲーム)あざとい事する。

口調がバッサリ。

こういうタイプは相手を誑し込むタイプ。惚れるんじゃない。だから、本当に間違った道歩んだら、多分止めます。


もう、ヒモなら惚れちゃうよ!! 男じゃなくて良かった!!

(作者の性癖です。スパダリです)


「余計な事言わなきゃ良いんだよ。あと受け入れれば良いんだよ。それ以外、何も求めないよ。まっ、拘りのある人はもっと色々言うんだろうけどさ」

こんなセリフが似合いそうですね。

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