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<第三話>続・姫子への依頼
すみません。午前中に投稿した「<第二話>姫子への依頼」が会話の途中でした。申し訳ありませんでした。
「望月財閥会長の望月氏はご存じですか?」
「ええ、経済界でとても有名な方ね。」
「そう。その望月氏の娘への脅迫状が届き、警護することになりました。期間は、誕生日までの一週間。その間に、脅迫状を投函した人物の特定もしたい。」
「短い期間ね。でも出来るだけ急がないとね。事件にはしたくないものね。」
「ええ。明日からの望月家への往復は青野がします。望月家では、二人で警護をお願いすることになります。」
「あら、黒川さんは同行しないの?」
「ええ、刑事一人をご希望でしたから。小さな娘さんが対象なので、話し相手として姫子さんも加えたいという話は、望月氏からもギリギリ許可が下りました。」
「それは光栄なお話ね。ちなみに、何歳のお嬢さんなの?」
「九歳です。」
「分かりました。」
「ご協力ありがとうございます。では、青野とこれから伺います。詳しい話はそこで。」
(続く)