第六感「ちょ、ダメだって!」
本当はもう少し早く投稿する予定だったのですが、メモ帳がバグって半分くらい書いた内容が飛びました。ジーザス。
新キャラ登場&細かい部分の解説回。
多分過去最長。
眠い。非常に。
昨日は学校をサボって一日中WoFをやっていたから反動がやばいな。
学校はサボらないと言ったな。あれは嘘だ。
いつも以上に脱力して席に着くと、担任がニッコリと笑みを向けてくる。
梳いていない灰色の髪を腰まで伸ばし、火の点けていない煙草を咥えながら濁った目を生徒に向けるような未婚女だ。校内で煙草はアウトじゃね?
こちらも満面の笑みを返していると、前の茶髪が振り向いてくる。
「昨日何してたの?」
あ? そんなのWoFに決まってんだろ。
そう答えると、違う方向から声が飛んできた。
「眼喰ィ、4枚な」
さっきまで共に笑いあっていた担任だ。
最近は合コンにも行けないほど忙しいのか、こめかみが引きつって見える。
「先生。婚期を逃してイラついているのは分かりますが、流石に横暴です。2枚で」
「6枚な」
あるぇ? なぜ増えた。
ポム子が憐れみの目を向けてくる。
「君ほんとにデリカシーないよね。婚期は女子に言っちゃいけないワードトップ50に入るよ」
意外と低くね?
っていうかあの担任、女子って歳じゃな───
「あ゛あ゛?」
ピッチピチの女子ですね。間違いない。
「次はない」
そう言って教室を出ていった。そういえばもう二時間目終わる時間でしたね。
クソっ! あのビッチビチ(恋愛経験なし)の山姥め!
「おう凪絆、今日は一段と荒れてんな〜」
下の名前で呼んでくる隣のバカ面は玉田恭二だ。
「WoF始めたんだって? いいなぁ。俺今回の四期組にも入れなかったわ」
ヤベェ。そんなこと全然気にしてなかった。
店でおっさんにソフト取られてたら暫く出来なかったのか。あぶねえ。
「それで、昨日はどこまで進めたの?」
ポム子がジト目で睨みながらも、進展が気になるのか訊いてくる。
「あー、レベルは28まで上げたわ。クエストは知らん。あとオッサンから武器受け取った。ロハでな!」
「は?」
案の定ポム子が突っかかってくる。
というか殴られた。
「理不尽」
「自業自得」
えぇ⋯⋯。
「それで、私の分は?」
あっ。
「もちろん。(頼んでないよ)」
「ふうん。ならいいけど」
今日頼んでこよ⋯⋯。
「それよりストーリークエストは進めてないの?」
ストーリークエスト?
「え? 君チュートリアルやってないの?」
そういえばそんな表示あったな。
説明書とか読まない派だから放置してた。
「チュートリアルでストーリークエストの序章始まるから、チュートリアル受けないとそもそもストーリー進めることすら出来ないよ」
マジかよ。なんで強制チュートリアルじゃないんだこのゲーム。
何でも、新マップへは誰でも行けるが、ストーリーを進めないと入れない場所もあるのだとか。
いやほんとなんで強制じゃないの?
「複数アカウントの作れないこのゲームで縛りプレイするようなドMを想定してるんじゃない?」
「辛辣ぅ⋯⋯。気が進まないけどチュートリアルやるか⋯⋯」
「うんうん、それがいいよ」
「いやお前ら⋯⋯。チュートリアルどころかWoF自体出来ない俺を慮れよ」
やーい。
◇◆◇
家だよ。
靴がないので姉はいない。
おお⋯⋯神よ!
俺が家庭内カースト暫定1位だ! 恐れるものなど何も無い!
廊下で両手を広げて姉の留守を賛美していると、ガチャッと玄関のドアを開ける音がした。姉だ。
Oh⋯⋯神よ⋯⋯。
三日天下どころか三秒天下だったわ。神などいない。
「アンタ何やってんの?」
神を殴りたくなった。
「ふうん」
興味なさげに呟いた姉は、廊下でシャドーボクシングを開始した俺を尻目に居間へ消えていく。
おや? 珍しく殴られなかったな。
首を傾げながら自室へ向かうが、心当たりは皆無だ。
まあいいや。WoFやろーっと。
俺の勘が戻れ!って叫んでいるが、当たったためしがないからスルーしましょうね〜。
◇◆◇
「えーっと、チュートリアルはメールからだったっけな」
おっ、これか。いやすぐわかったわ。
だってめっちゃ自己主張激しいもん。点滅どころか光ってサイレン鳴らしてるんだけど。
このまま放っておいてどうなるのかも見たい気もするが、まあここは大人しく開こう。
相変わらず嫌な予感がビンビンするんだが、勘が当たらないんだから予感も当たらないやろ。ガバ理論大事。
『チュートリアル空間へ移動します』
あっ、この感覚はあかん。酔うやつだこれ───。
目の前が真っ白になった俺は、次の瞬間何もない体育館のような場所に立っていた。
「うっ⋯⋯吐くわこれ」
初めての転移はみんな酔うって聞くけど想像以上だな。
もう転移したくないレベル。
でもこれ帰る時も転移させられるような気がするんだよなぁ⋯⋯。
「お待ちしておりました、クイナ様」
ファッ!?
後ろを振り向くといつの間に立っていたのか、黒髪をボブカットにしたメイドが立っていた。
メイド喫茶で着ているようなミニスカではなく、旧式のロングスカートだ。
キリッとした美人でクールな印象が個人的にはグッドなのだが、如何せん表情が動かない。
頭の中でメイドに点数を付けていると、メイドが口を開く。
「返答がありませんね⋯⋯。なるほど、酩酊状態ですか。でしたら⋯⋯」
なんだ? 酔い止めでもくれんのか?
「私を受け皿にお使いください」
は?
「初対面でなんと激しいプレイ⋯⋯! 新たな主がどんな性癖でも受け入れるのがメイドの役目ですから。ご安心ください」
なんだコイツは。
頬に手を当てていやんいやんと腰を左右に揺らしているが、絶望的に表情が動かない。
可愛さの欠片もねぇな。
「特殊なプレイに興奮しますね。ゾクゾクきました。さあ、穢すならひと思いに!」
するか!
ダメだコイツ、真正の変態だ。
この駄メイドが強烈すぎて酔いも無くなっちまった。
そもそも名前も知らない相手に吐瀉するわけないだろ。
「おや、自力で治ってしまわれたようですね。残念です。
それでは気を取り直して、まず自己紹介を。“クイナ様の”サポート用メイドとして着任致しました、サツキと申します。末永くよろしくお願いしますね」
「チェンジ!」
「そのようなものはございません」
なんでだよ。
末永くとか絶対よろしくの仕方間違ってるだろ。
こんな変態となんか一緒にいられるか! 俺は帰る!
「以降システムメッセージなどは私が担当する事になります。ずっと一緒ですね!」
ウッソだろお前。
最早嫌がらせの域だぞ。
「なお、四期組の中でゲーム開始から最も遅くチュートリアルを開いた方を、私が担当する事になっておりました」
自業自得じゃねーか。
そんなトラップがあるとか聞いてねーぞおい。
「それはそうですとも。私たちサポートキャラはNPCと同じく、それぞれに自我があります。
その中でもお前ほど尖った者はいない、とスタッフの方にお褒めの言葉を頂きました。
結果、私が大トリという大役を引き受ける事となったのです。トラップではありません」
褒めてないと思うぞ、それ。
誇らしげに言ってるけど、ようはすぐにチュートリアルを開かない捻くれた奴に余り者押し付けただけじゃねーか!
「いいえ、大トリです」
いいよわかった。お前は優秀な奴なんだろう。
だから俺程度じゃ役不足だ。もっと優秀な奴のサポートに着いてくれ。
「残念ながら私以外の者は既に主が決まっております」
嘘だと言ってくれよ⋯⋯。
「大体、俺が最後とかないだろ。絶対他にも開いてない奴いるって」
「クイナ様が最後でございます。お諦めください。
皆様の元へ届いた招待状は時間経過により、発光したり警戒音が鳴り始めるのですが⋯⋯。
どうやらクイナ様はメッセージを読まれなかったようですね。メインストーリーへ影響してきますので、ゲーム開始から1時間後に必ず皆様の元へ警告メッセージがお送りになられているはずです」
そういえばやけにサイレンがうるせーなーとか思ったけど。街の方で何かあったのかと思ってたわ。
住民に話しかけられないし、確かめようがなかったから仕方ないよネ。
警告に関しては多分ゴロツキを倒した辺りで貰ってたんだろうな。
色んなログが流れたから見逃してたらしい。
「ちなみに二期の方で頑なにチュートリアルを無視し続け期限が切れてしまった方がいましたが、未だにメインストーリーは進行出来ていないようですね。
では理由もお分かりになられたところで、本題のチュートリアルに進みます」
サラッと怖いこと言うな。
それから講義が始まった。
この駄メイドは変態だが、仕事はキッチリこなすようで、悔しい事にとても分かりやすかった。
まずスキルだ。ステータスは割愛。
パッシブスキルはオンオフ切り替えが出来るものがあると。
そしてアクティブスキルなのだが、色々と複雑な技術が使われているらしい。
例えば剣を振ったことのない素人が剣技のスキルを発動すると、技の終了までオートで体が動くのだが、玄人からするとこの補助はかえって邪魔になるのだとか。
なので無理に補助は働かず、軌道だけが見えるようになり、その通りに剣を振れば発動するようになってるという。
相変わらずどんな技術力してんだこの開発元。
いやもう驚かねーよ。
ここ数年で驚く事に慣れちまったからな。主に開発元のせいで。
そしてよくあるスキルポイントというものは存在しないと言う。
それぞれのスキルに設定されている取得条件を満たすか、各職業でのレベルアップで手に入るスキルだけって事だな。
各職業でしか手に入らないスキルもあるんだと。
それゲーム始める前に言わないと意味無くね? という抗議は無視された。
次に称号。
これは取得条件が明かされず、パッシブスキルのようにオンオフの切り替えも出来ない。
俺も既にいくつか持っているが、取得条件は効果での推測でしか分からない。
また、効果にはデメリットが付く称号もあるらしい。
殺人鬼特有の威圧感も、目には見えない隠し称号のようなもののせいだと言う。ふざけんな。
最後に職業。
これは上位職になる以外では基本的に変更出来ず、もし変えるならばかなりの代償が必要になるのだと。
具体的には、莫大なGと特定のアイテム、そして手に入れた全てのスキルとレベルのリセット。鬼かよ。
ただ隠しパラメータの熟練度は残るので、リセットされる前に持っていたスキルの習得は比較的楽になるんだとか。
気になっていた上位職について訊くと、どうも30レベと100レベになる時に上位職への職業変更があるらしい。あと2レベか。
その境目までに職業ごとの条件を満たすことで、派生先の上位職が現れる。
ポム子の言っていた騎士なんかがそうだな。
殺人鬼の派生先はポム子に訊いた限りだと、唯一判明しているのが『連続殺人鬼』という職業で、有名どころだとPKギルドのマスターが就いていると言っていた。
ポム子有能だな。普段の行動で帳消しだけどな!
ちなみに取得条件は、30レベまでに20人以上のプレイヤー殺害だ。検証班よく見つけたな。いや、やらないけど。
「以上ですが、質問はございますでしょうか?」
いやいいよ。いいから次だ次!
一刻も早くチュートリアルを終わらせてこの駄メイドから離れなければ。
今も隙あらば擦り寄ってくる。
ええい離れろ! しなだれ掛かるな!
萎びた俺を他所に、心做しかつやつやしている駄メイドは話を進めていく。
「お次は戦闘チュートリアル⋯⋯といきたい所なのですが、クイナ様には必要ないご様子ですので割愛させて頂きます」
まあ昨日1日レベ上げに勤しんでいただけあるからなぁ。
「生産をやるおつもりは無さそうですし⋯⋯、そうですね、ユニークモンスターやボスモンスター、レアモンスターについてお話しましょう」
ユニークモンスターか。
あの蛇ですらレアモンスター扱いで、ユニークモンスターには遠く及ばないんだと。ポム子談。
「レアモンスターは基本的に全てのフィールドに存在します。所謂特殊個体というやつですね。
例外を除いて能力値が大幅に上昇しており、プレイヤーのレベルに換算しますと、凡そ20ほど上がります。
クイナ様の出会われた蛇型モンスターは、レベル60近いステータスがありました」
上がりすぎぃ! そりゃ勝てんわ。
最後の反撃も下手したらダメージ通らなかったんじゃ⋯⋯。
「次にボスモンスター、通称ボスと呼ばれる個体は、フィールドボス、クエストボス、レイドボスなどの種類がございます。
フィールドボスというのは、名前の通りそれぞれのフィールドの最深部に配置されているボスで、これを撃破する事により次のフィールドへ進めるようになります。基本的に迂回は出来ません。
また、戦闘勝利時にMVPが選ばれ、初撃破成功のワールドアナウンスと共に開示されます。設定で匿名に変更する事も出来ます。
ワールドアナウンスは初撃破時のみ流れます」
これはこの前ポム子と歩いてる時にアナウンスが流れたやつだな。
確かMVPはましろとかいう人だったか。
ポム子が私と同じくらいの強さって言ってたな。バケモンか。
「クエストボスは特定のクエスト───例えばストーリークエストなどで出現するボスの事です。
こちらもフィールドボス同様MVP選考がありますが、初撃破時でもワールドアナウンスは流れません。ネタバレ防止のためですね。
フィールドボスと違い、再戦は出来ません」
ストーリーか⋯⋯。
チュートリアルから進めるように設定した奴絶対許さねーからな。
おかけで変態を飼わなきゃいけなくなってしまった。
「今ペット扱いをされましたね? 首輪は入用でしょうか? 首のサイズは既に測っております」
いらねーよ。というか心の声に反応するな。
「そしてレイドボスですが、基本はフィールドボスと変わりありません。MVPもありますし、初撃破によるフィールドアナウンスもあります。
違いは挑戦可能人数と能力値でございます。6人1パーティが6つ、最大で36人での戦闘となります。
人数が増える代わりに能力値はフィールドボスと比べ物にならない程上がっており、表示レベル+50程度の能力値、HPだけは2倍に設定されています。
見返りはどのレイドボスにも相応のものが用意されていますので、是非挑戦してみてはいかがでしょうか」
ポム子がMVPを掻っ攫ったというレイドボスくんか。
あの斧もレイドのMVP報酬って言ってたっけなぁ。
あれ? オッサンに武器頼む必要なくね?
「最後にユニークモンスターについてお話させて頂きます。
こちらは通常のモンスターやボスとは異なり、このゲーム内に1体ずつしか存在致しません。もちろん再湧出や再復活もしません。
現在姿が確認されているユニークモンスターは8体、いずれも討伐はされておりません。
その比類なき力に、彼らにはそれぞれ称号が与えられております。
また、ユニークモンスターには高い知能を有する個体もおり、そして何より、彼らは進化致します。
通常のモンスターたちは、成長し上位個体へと変化しますが、そこまでです。それ以上へと至った個体はおりません」
ん? 今何か違和感が⋯⋯。
まあいいか。
それよりユニークモンスターねぇ⋯⋯。
やべぇ、オラわくわくすっぞ!
オンリーワン。いい響きじゃないか。厨二心を擽られるワードだ。
それからはメニューの使い方など、基本的な事を教わり、ようやく全講義終了となった。
次はストーリークエストだ。やっとか。
と思ったら、大した内容じゃなかった。
勇者の卵くんが冒険者になれるよう、薬草採取を手伝っただけだ。
これチュートリアルでやる意味あるか!? という抗議に、駄メイドは「通常フィールドですと、勇者の卵くんが自由に移動してしまうため、チュートリアルで強制的に引き合わせました」と宣った。
理解はしたけど納得はしてないからな!
これで全行程の終了だ。
やっとこの駄メイドから解放される。
今の俺は、まだほうれん草の方がシャキッとしているくらい草臥れている。
全てこの駄メイド猥褻行為のせいだ。
ほら、早く帰らせろ。
「もうお別れの時間が来てしまいましたか。私は大変寂しゅうございます」
コイツは最後まで変わらないな。
擦り寄ってきた駄メイドを追っ払って、帰還を催促する。
「仕方がありませんね⋯⋯。それでは最後に2つほど質問させて貰ってもよろしいでしょうか?」
あん? 俺が答えられる事ならいいぞ。
「ありがとうございます。まず1つは、私たちNPCはクイナ様の目から見てどうお映りになりましたか?」
なんだその質問。だがまあ、
「変わんねーよ。俺も、お前らも。俺が生きてる世界とお前らが生きてる世界が違う、たったそれだけの違いだろ」
駄メイドは少し目を見開いた。その鉄面皮動くんだな。
「───そう、ですね。クイナ様には必要のない質問でした」
んだとこら。
「では最後に。クイナ様はこのゲームを───この世界を楽しんでいますか?」
なんだ、俺がゲームから離れないか心配なのか?
だが愚問だな。
「はっ、楽しんでなきゃこんな顔出来ねーよ」
口角を上げてそう答えてやる。
駄メイドもその答えを分かっていたのか、薄く微笑んで転移を発動させた。
「それではクイナ様。どうぞこの世界を心ゆくまでお楽しみくださいませ」
変態だと分かっていても、思わず見惚れる笑みだった。
お前今までずっと無表情だったくせに、なんか悔しいわ。だから、
「当たり前だ。んじゃまたな、サツキ」
そう言い残してチュートリアル空間から抜け出す。
ククク。あの無表情駄メイドの呆けた間抜け面をスクショしてやったぜ。プレミアがつくな。
そして俺は酔った。
やはりお気に入りのキャラが出ると執筆が進みますね。用語解説もサツキにやらせましょうそうしましょう。
用語解説
・6枚⋯⋯反省文を書くための原稿用紙です。400字。
・ストーリークエスト⋯⋯この世界の根幹に関わるクエストとなっております。マップ解放はもちろんの事、NPCとのコネクションなどで結末が変化したりします。ここはもう1つの世界。あらゆる全てが生きております。
・チュートリアルメール⋯⋯最初は点滅、12時間経過で点灯、24時間経過でサイレンが鳴り始めます。168時間経過で自然消滅し、以降自力で勇者の卵くんに会うしかストーリークエストを進める手段がなくなります。
・転移⋯⋯俗に言うテレポートの類でございます。サポート用メイドはチュートリアル空間と通常フィールドの中継のみ、限定で使うことができます。
・酩酊状態⋯⋯本来は飲酒での酔いで使う言葉ですが、当ゲームでは酔った状態全てを指します。全ステータスが30%ダウンします。
・システムメッセージ⋯⋯レベルの上昇やスキルの入手などをお知らせする機能。初期設定ではデフォルトの機械音声ですが、チュートリアルを受ける事によって、サポート用メイドの声にするかどうかを選べます。クイナ様は私の声で固定です。
・四期組⋯⋯若しくは第四陣と呼ばれます。サービス開始から2ヶ月毎にソフトが2万本限定で再生産、再販売されますので、凡そ2万の人口が増加致します。
また、再販売から2週間の内はレベル30までの間、取得経験値が2倍となっております。初心者救済措置でございます。
・勇者の卵くん⋯⋯これはとある少年の物語。英雄を夢見た少年は冒険者になろうと決意を固めた時、異界からの来訪者と出会う。