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そしてついに塔が完成する!
「あれれ?ブルードラゴンたちも、他の魔物たちを攻撃していますよ。」
部下の天使たちが言った。
神様である俺が味方につけたブルードラゴンたちも、貢献してくれたおかげで、ハルドリア村の人口は増え、ついには残る魔物の巣は1つだけとなった。
そしてそれと時を同じくして、『ハルドリアの塔』と名付けられた、時代の象徴である塔もまた、まもなく完成しようとしていた。
「そーれ!残りは1つだ!」
ドガーン!
最後の1つ、ジャイアントバットの魔物の巣を封印し、これで全ての魔物の巣を封印し終わった。
そしてそれと時を同じくして、『ハルドリアの塔』も完成したのだった。どうやらこれが、『古代創世記編』の基本ルールになるようだ。
「やったぞ!やったぞ!」
異世界暦2年も過ぎ去り、時は既に異世界暦3年となっていた。
ついに、天空にまで届く時代の象徴、『ハルドリアの塔』が完成したのだった。
こうして人々の新たな文明が誕生したのだった。
そして、その新たな文明を誕生させたのは、他でもない、創造神である俺の力添えによるものだったということ。