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ぼくの詩集

いつもとちがうから

作者: 桜井あんじ

きょうはいつもとちがうから

いつもとはちがう ビールを買おう

食べたことない 新発売の

お菓子をツマミに えらんでみよう


ちびちび不味そうにビール飲む

いつもの君が いつもの場所にいない

いつもとは ちがうから


かえりみち

いつもとちがって まっすぐ歩けない

どうせなら

いつもとちがう道 とおってかえろう


あしたはおやすみ

どうしよう

いつもとは ちがうから

タンスのすみっこに しまいっぱなしの服を着て

行ったことのない場所へ 行ってみようか


いつも言わずにすませてきた

かんたんな 言葉

今日はいつもとちがうから

口に 出してみる

今はもう 君のいない その場所に向かって


きょうはいつもとちがうから

これからはいままでとちがうから

君のいた場所が からっぽで

いつもとは ちがうから

これからは ちがうから

ぼくも これまでとちがう ぼくになる

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