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107 正月

 三が日も過ぎて正月ムードが終わりかけの今日この頃。野火先輩が遊びに来た。


「ようやく卒論が進みそうだよ」


「え、まだ終わってないんですか?」


「終わるわけない……進みそうな気がしているだけさ……」


 年末も研究室にこもって実験や作業していたらしいがそれでも終わらないのかよ。卒論ってどんだけー。絶対やりたくないー。俺も二年後はこうなっているのか……。


「で、俺に何か用ですか」


「新年の挨拶に来たけど……そっか、僕みたいなクソ陰キャは用事がないと光一君に会っちゃいけないんだね……」


「そーゆーことは言ってないですよ」


 どうした。今年もネガティブか。用を尋ねただけで落ち込むとか防ぎようがないんですけど。突如発生する口内炎ぐらい防ぎようがない。口内炎ができるタイミングが未だに分からないんだけど。あれ辛い。


「んじゃあ。野火先輩、あけましておめでとうございます」


「あけおめ……ことよろ……」


「いやネガティブなノリでポップな挨拶されても困るんですが」


「かゆうま……」


「言うと思ったわ! 安直だな!」

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