表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
80/113

伝令

「はい、わかりました」

電話の相手は瞳、家にかかってきた電話でそう応答する。

瞳は事務的に、知に伝えた事を言った。

今回の用件は、彼氏を知に紹介して諦めさせる事だ。

ただ知は仕事が、巴は学校があるので土曜に会う事にはなる。

場所はレストラン、知を巴の家に行かせたくない故だ。

「すみません、千羽蓮君は居ますか?」

昼休み、昼食後にすぐ蓮のクラスへ向かう。

「巴、どうした?」

その言葉にクラスがざわつく。

本当は朝にも会っている。

その時業と言わなかった。

それは、付き合っている事を周知の事実にする為だ。

「土曜に会います。同行をお願いします」

笑顔で用件を伝える。

そうして、巴は蓮のクラスから去った。

「お帰り、早かったね」

「用件を伝えただけだから」

巴は二人に言う。

そして、そのまま他愛の無い会話を始めた。

「巴の彼氏、どいつだ?」

放課後スーツ姿の知は、巴を待ち伏せていた。

蓮は部活で別々だ。

巴は二人の男女と三人で校舎から出た。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ