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友達ではなく生徒会で弁当を

「蓬莱さん!」

HR前、席に座っていると萌奈がやって来た。

丁度光と喋っていた為、少し光が不機嫌になったが気にしない。

「どうしたの?」

「お昼、一緒に食べませんか?」

巴はポカンとする。

まさか、急に誘われるとは思わなかったのだ。

「あの…あの後なんですが、生徒会で親睦を深めようと思って昼休みに一緒に食べる事を提案させてもらいました。巴さんと梓さんはお友だちと食べるとは思ったけど、愛ちゃんが悪い子じゃないってわかってほしくて…駄目ですか?」

「駄目に決まってる!」

そう言ったのは光だった。

「生徒会で親睦を深める必用なんてあるの?私の巴を取らないで!」

「…光、落ちついて。生徒会が決めたなら行くしかない、わかるわよね」

「それじゃあ!」

「梓と行きます」

「はい!じゃあ後で」

萌奈は明るく言うと、去っていった。

「光、今日は中止でいいわね」

文句は言わせない。

巴のそんな表情に、光ははい、と言わざるを得なかった。

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