表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
48/113

生徒会発足パーティーに姉妹は乱入する

「乾杯!」

生徒会室、生徒会の5人はささやかに祝っていた。

巴と梓的にはよろしくないが、こうなってしまったからには仕方ない。

「顧問の先生は来ないんですか?」

「職員会議が長引いてるらしいよ」

巴の問いに、尊が答える。

梓は座ってジュースを飲み、杏と操は仲が良さそうだ。

暫く自由にしていると、ガラッと扉が開く。

自動的に皆そちらを見る。

「愛、萌、どうした?」

尊は焦る。

すると一瞬巴を睨み、詰め寄る。

「何で私達を生徒会に入れてくれないの?」

「愛ちゃん、寂しがってたよ」

「萌!」

尊はため息をつく。

期間中、言ってこなかったから安心していた。

だが、正式決定後に言ってくるとは…。

「もう、委員会も含めてメンバーは決まったんだ。諦めなさい」

「何で⁉」

「お兄ちゃん、雑用でもいいから愛ちゃんを入れてあげて」

「萌はいい子だな」

尊が頭を撫でると愛奈は食って掛かる。

「萌ズルい!」

そうはしゃぐ姉妹の声は、顔は見えないが巴を監視していた少女達の声だった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ