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友達の教室で

「巴、お弁当途中だよね」

梓は巴に声をかける。

「うちのクラスで食べない?」

「?」

「皆私に干渉しないから大丈夫だと思うよ」

「でも…」

巴が困っていると、梓は再び紡ぐ。

「一人じゃ味気ないから、お願い」

「じゃあ…よろしくお願いします」

こうして二人は梓の教室は向かった。

普段チャイムギリギリまで梓は戻らない。

だが、この日は巴と共にクラスへ戻る。

クラスはワイワイとしていた。

だが、梓が現れ雰囲気が変わる。

「梓様…」

まるで盲信、男女問わず彼等は梓に見とれた。

明るい光や蓮に対するものとはとは正反対のものである。

梓が自分に干渉しないと言ったのはただの勘違いである。

「座って」

梓は自らの席の前の子の椅子を巴に勧める。

巴は梓と共に注目されながら弁当を食べ始めるのだった。

梓は気にしてないようだが、巴は注目されているのに気づく。

「巴、どうしたの?」

屋上と違う様子に梓は不振がる。

「何でも無い」

そんな訳無いが、巴はそう答えた。


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