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友達の登校

「おはよう!」

光はいつも通りだった。

それは周りも変わらない。

ただ、巴に対しても同じ様に挨拶をする。

巴は無視をする。

そうでないと、光はもっと酷い目にあうからだ。

「巴、おはよう」

光はめげない。

「瀬尾さん、馬鹿な事したわね」

そう一言、巴は言った。

「それは大丈夫、何とかなるって!」

巴には、彼女がノーテンキに見えた。

「で、会わせたい人居るから昼休みは一緒ね!」

光は一方的に言って席についた。

「みんな席に着け~」

担任が入る。

担任は巴と光をチラッと見た。

だが、いつもと変わらない。

出席を取り、いつも通りする。

彼はあくまで傍観者、それを瞳に報告するだけだった。

〈何も問題起こすなよ〉

担任は毎日祈る。

とはいっても一日中見張る訳ではないのだが。

「巴、約束したよね」

昼休み出て行こうとした巴に、光は間髪入れず捕まえる。

「既にお弁当は持ってるみたいだし、行こっか!」

光は言うと、巴の手を掴んだ。

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