7話 壊れている私たちの異常な共同生活
朝の11時
目が覚めて
3食
食事をして
深夜の3時まで
MMOして遊んで
寝る
それが
箱の世界(部屋)で
俺らがしている生活
「人の生活では
ありませんね
学校にも
行ってないですし」
精神障害者の俺達が
通学路の道の途中で
力尽きて倒れるもんな
「家事とか
家の事も手伝えない
・・・ティルさんに
申し訳ないです」
家事したら
体調くずして
余計
寝込むもんな
「ゲームばかり
してていいのでしょうか?」
やれることがない
だからって
何もしないで
寝たきりだと
精神を
さらに病む
精神障害の苦しみを
ゲームの楽しさで
紛らしている
遊ぶ理由を
無理やり
作ってるようにしか
聞こえないよな
「・・・そうですね」
MMOのお互いの
フレンド欄を見た
フレ
作らないのか?
どちらも
フレンド0人
「作っても
意味がないので
出逢って仲良くなって
一緒に遊んで
精神障害が悪化して
寝込んで
交流ができなくなって
疎遠になる
その
繰り返しなので」
同じ理由で
フレンド作らないのな
「でも
私達は
フレンドになりませんか?」
いいのか?
「同じ家に住んでて
同じ部屋でゲームして
どうせ
精神障害が悪化して
寝込む時も
お互い様ですし
お互いの
身体の事情を
わかっているので
フレンドになった方が
何かと便利ですし」
そうだな
こうしてお互いに
MMOで
初めてのフレンドに
なった
夜の22時
ようやく
1日の中で
1番
身体が楽な時間
睡眠薬の副作用が
完全に
抜けきった時間帯
とはいえ
健常者からすれば
まだ
体調が悪いと
感じるレベル
母は
運動に行けと言う
一日中
正当な理由が
あるとわいえ
家でゲーム
たしかに
身体に悪いだろう
悪いも何も
精神障害者だから
もはや
悪いのだが
ミアスも
散歩に
つれて行けと言う
夜道
コンビニに行きたいと
言うミアス
スーパーや
ドラッグストアの方が
安く済みそうだが
もう
閉店してるだろう
コンビニは
俺らにとっては
神様かもな
「プリンが食べたい」
この時間に?
「どうせ
寝るの3時だし」
睡眠薬飲めば
はやく寝れるけど
身体が楽な時間帯が
夜だから
どうしても
夜に起きていたく
なってしまう
まともな
生活してないな
お互い
「そうだね
壊れて居る私たちの
異常な共同生活だね
夜中に散歩か
深夜1時
「警察に
見つかったら
怒られる?」
警察には事情を伝えている
夜にしか活動できない
精神障害者が居るって事を
それで納得してくれている
「そっか」
公園
ベンチに座る二人
「いつまで
こんな生活が
続くんだろうね?」
不満があるのか?
「・・・聞く必要ある?」
朝 起きて
苦しさ紛らすために
ゲームして深夜に寝る
愚問だった
「”まともな身体なら”
私達は中学生
学校で勉強したり
青春したり部活も
・・・そんな普通が
・・・できないんだよ?
「精神障害って
どうやったら
治るんだろうね?」
・・・
「・・・だからさ
ファムを
ベンチに押し倒すミアス
何をして?
「・・・」
「・・・・・私と
・・・シて
・・・くれませんか?
・・・は?
「私達の生き方で
できると思ってるの?
・・・どこに
寝たきりの私達が
人と関われるの?
・・・
俺が
関われる相手は
母さんと
ミアスくらいか
「それが
いつまでも続く」
「ティルさんも
本当の子供でわない私を
いつまで
家に置いてくれるか
わからない」
母さんは
そんな人じゃ
「・・・
・・・人は
・・・変わるから
・・・
「君と暮らしてる
今しか
できる機会は無い
障害基礎年金で
そういうところに
行く余裕
ないだろうし」
・・・
「・・・
・・・シても
・・・いいですか?
・・・
「・・・お願い」
・・・
・・・・・
・・・拒んでもいいか?
「・・・」
何かが
ちがう気がする
そんな
誰でもいいみたいな
「・・・
・・・誰でもいい
・・・わけでわない
・・・いつから
・・・俺を?
「・・・
・・・わからないの?
「いいや
私が伝えるのも
シャクだし」
・・・もしかして
俺って過去にお前と?
「・・・
・・・仕方ないよ?
・・・あんな事が
・・・あったんだもん
・・・あんな事?
「・・・そろそろ
・・・帰ろう?」
・・・そうだな
お互い
気まずいまま
会話もないまま
家に帰る
母さんは
もう寝ていた
「じゃあ
また朝に」
部屋に戻るミアス
・・・
「こんな生活
いつまで
続くんだろうね?」
・・・
・・・・・
・・・死ぬまで
・・・じゃねえの?




