23話・・・ちょっと前は・・良いこと言ってたのに
お前は
“ノーヒット”で
あり続けろ!?
俺も
お前を支えるために
“フルヒット・ロスト”で
あり続けてやる!!
グレンハム城 闘技場
イエスタデイ「・・・」
イエスタデイ「・・・この男は」
・・・強い
イエスタデイ「・・・今まで戦った
・・・誰よりも
・・・強い
イエスタデイ「(・・・どうする?
・・・どうする?)
イエスタデイ(距離を開ければ
銃で蜂の巣にされるだけ
接近しても
斬撃は
簡単に防がれる
だからと言って
息をつきたくて
距離を取ったら
銃弾が飛んでくる)」
イエスタデイ「(・・・
・・・攻めないと)
イエスタデイ「(僕には
遠距離攻撃で
決定的な攻撃はない
接近しないと
倒す事ができない!!)
イエスタデイ「(・・・攻めろ
攻めろ!!
イエスタデイ突進!!
イエスタデイ「なに!?
突っ込んで来た!!
ヴァリアン「いつまでも
待ち構えてねえよ!?
イエスタデイ「くっ!!
・・・え?」
・・・小太刀
・・・二刀流!?
ヴァリアン「ハッ!!」
右から斬撃が!
左から斬撃が!!
イエスタデイ「銃使いが!!」
ヴァリアン「だから
さっき言っただろ?
“銃使い”って
言った覚えは
一度もないと!?
ヴァリアン「同じことを
二度も言わせないでくれるw?」
トゥモロー「・・・あ
(さっきまでの
イエスタデイのセリフ)」
イエスタデイ「・・・
銃使いって さっき
言っただろうがああ!?
イエスタデイ「同じことを!
二度 言わせないでくれる!?
トゥモロー「・・・ダメ・・これ
シリアスで受け止めればいい!?
コメディで受け取ればいいの!?
どっち!?
イエスタデイ「(・・・ダメだ
いや!
剣と籠手なら!!
イエスタデイ「・・・え?」
二刀の小太刀は
宙を舞っている
イエスタデイ「・・・どういうこと?
・・・なに!?」
ヴァリアン「・・・」
イエスタデイ「・・・ヴァリアンが
・・・銃を
・・・構えている
ヴァリアン「陽動だよw?」
ヴァリアン「さあ!!
“フルヒット・ロスト”
させようかあああ!!
銃を連射するヴァリアン!!
イエスタデイ「・・・」
翼で飛んだ
イエスタデイ!!
ヴァリアン「へぇ〜
紡ぐノートの
移動手段で
かわしやがったか?
ヴァリアン「けっこう策士だな?」
イエスタデイ「・・・お前こそな?」
トゥモロー「・・・レベルが
・・・高すぎる」
うるるん「・・・これが
・・・ヴァリアン・クストなの?」
ミアス「・・・私
・・・読み間違えてた
ファム「ミアス?」
ミアス「・・・もし
・・・ヴァリアンの言う
・・・プライドが
・・・ここまでの強さを
・・・生んだのなら」
ヴァリアン「ハッ!!」
ミアス「・・・プライドは
・・・最強の
・・・武器だ
イエスタデイ「・・・ヴァリアン・クスト
・・・これが
紡ぐノートの
トッププレイヤー
アキ「・・・
俺も
読み間違えてた
みたいだな
うるるん「アキさん?」
アキ「プライドも
マイナスの面もあるが
訂正しなきゃ
いけないみたいだな
ヴァリアン「まだ お前からは
一撃しか浴びてねえな!?」
イエスタデイ「・・・
・・・二撃だけど?
ヴァリアン「・・・え?」
イエスタデイ「被弾数で言うなら
僕は一撃だけだ
イエスタデイ「しかも
“わざと当たった”やつな?」
ヴァリアン「・・・
そういうことも
あるよね〜w?
・・・完全に
・・・忘れてただろ?
イエスタデイ「・・・ヴァリアン?
・・・お前さ?
・・・接近されても
・・・小太刀があるのなら
あのとき
なんで
抜かなかった?
ヴァリアン「あのとき?」
回想
グレンハム森林公園 夜
ゲジジェvsヴァリアン
ゲジジェ「銃使いは
接近されたら
終わりなんだっけ!?」
ヴァリアン「しまった!!」
回想 おわり
イエスタデイ「あのとき
普通に小太刀
抜けば
良かったんじゃないか?
イエスタデイ「なぜ
そうしなかった?」
ヴァリアン「・・・」
ヴァリアン「ノーヒット?
紡ぐノートで
いや MMOで
トッププレイヤーの
条件が わかるか?
ヴァリアン「その条件わな?
仲間を信じることだ
ヴァリアン「俺は
“ブロークン・ハーツ”の
仲間たちを信じている
ヴァリアン「俺が危機に陥ったら
助けてくれるってな
現に そのとき
トゥちゃんが
助けてくれただろう?」
イエスタデイ「・・・
・・・本音は?
トゥちゃんの
援護の気配したから
余計な動き
する必要ねえかなーと
思ってw
イエスタデイ「・・・」
ヴァリアン「どうした?」
イエスタデイ「・・・
・・・ちょっと前は
・・・良いこと言ってたのに
イエスタデイ「・・・見事に
・・・だまされた」
知りたいか?
イエスタデイ「え?」
ヴァリアン「俺が あのとき
小太刀を
抜かなかった理由




