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さくっと読める? 異世界恋愛系短編集 6 (2026.1~)   作者: 四季


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平凡な朝にまさかの展開が!? 〜ハッピーエンドは必ずあります〜

 なんてことのない平凡な朝。

 婚約者である彼ティオに出会ったので軽く挨拶する。


「おはよ〜」

「あ、おはよう。マリーエは今朝も元気そうだね」

「ええ、元気よ」

「そう。それは良かった、安心したよ」


 ティオは自然な感じで言葉を返してくれたのだけれど。


「あ、そうだ。ちょっといいかな」

「何?」

「君との婚約だけど、破棄しようと思うんだ」


 まさかの言葉が飛び出してきて、思わず「ええっ!?」と大きめの声を出してしまう。


「急でごめん」

「ちょっと……ごめんなさい、でも、いきなり過ぎて意味が分からないわ」

「そう思われるかも、とは思ったんだ。でもやっぱり黙って婚約破棄っていうのは無理かなって。だからきちんと伝えることにしたんだ」

「それは、そう、だけれど……」


 すると彼は。


「だからごめんって!!」


 急に怒りを露わにしてくる。


「ごめんって言ったよね!? なのになんで責めるんだよ!! おかしい! おかしいよ! そういうのやめようよ!!」


 いや違う、そういう問題じゃない……。


「マリーエなんて大嫌い!! ……じゃ、そういうことだから、さよなら」


 吐き捨てながらそっぽを向いて歩き出したティオだったが、次の瞬間かなり深い落とし穴にはまり数メートル下まで落ちた。うわあああ、という叫びを最後に、彼の声は聞こえなくなった。


 ……呆気ない最期だった。



 ◆



 あれから数年、私は親の紹介で知り合った富豪の男性と結ばれ幸せになれた。


 ティオのことはもうどうでもいい。

 終わったことは忘れよう。

 そして、ただ真っ直ぐに、手に入れられているものを大切にしながら歩んでいきたい。



◆終わり◆

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