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さくっと読める? 異世界恋愛系短編集 6 (2026.1~)   作者: 四季


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ダサいからという理由で婚約破棄されてしまいました。~これからは私自身のために努力しようと思います~

「君との婚約は破棄とするよ。なぜって……君はダサいからね」


 私は彼を愛していた。

 それは確かなことで。

 しかしながら彼は私を愛してはいなかった。


 婚約までして、それでもなおすれ違うことしかできなかった私たちには、共に行く未来など存在しなかった。


 本当は分かっていた。

 努力を重ねても結局最後はこうなるだろうということくらい。


 ただ、それでも、夢をみたかったから。


 彼に相応しい女性になれるように努力してきた。

 でもそんなものは所詮自己満足でしかなくて。

 二人の間に存在する距離は私一人の頑張りなんかで縮められるものではなかった。


 双方向になっていない愛なんて虚しいものだった……。


 だから、さようなら。


 私はもう振り向かない。

 過ぎ去ったものに縋りつくこともしない。



 ◆



 あれから何年が経っただろう。

 ざっくりだが十年ほどか。

 あの婚約破棄はとても辛いものだったけれど、それを越えて、私は今女性初となる学者の道のスタートラインに立っている。


 婚約破棄された後、勉強に打ち込むようになった私は高等教育を受ける学校へ入学し、気づけばこの場所にたどり着いていた。


 私はこれからもこの道を行く。

 決して迷うことなく。

 見据えたい未来だけを見据えて歩いていくつもりだ。


 ちなみに元婚約者の彼はというと、ある晩路上で逃げようとしている泥棒に遭遇してしまい見られたと慌て必死になった泥棒に襲われてしまい落命したらしい。



◆終わり◆

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