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ぐるぐる
詩のような作品です。
可愛いものが好きなの?
だったら他はどうなるの?
面倒臭い問いばかり
巡り巡る脳内
もう放っておこうよって
何度も言ってくるけど
まだ放っておけないよって
夜が来るたび悩むの
可愛いひとが好きなの?
だったら他は要らないの?
ややこしいひとみたい
馬鹿みたいねって自身を嗤う
呆れるほど面倒臭い
絵に描いたような問題児
壊してしまえたならよかったのに
そうすれば
何にも悩むことはなかったのにね
好きな歌を聴きたくて
海岸沿いの道を歩く
夜明けの静寂に響く足音は
懐かしい記憶に似ていた
可愛いひとが好きなのね
他はきっと要らないの
あなたはそうやって笑うでしょう
どこまでも真っ直ぐに
穢れなき笑みを向けるのでしょう
悩んだって何の意味もない
分かってるよ
分かってるけどどうにもできない
整理できることなら
整理なんてとうにしてるから




