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優しさには限りがあるから
詩のような作品です。
優しさには限りがあるから
すべてのものには終わりがある
当たり前として
積み上げられたもの
その脆さに誰も気づかない
その儚さを誰も知らない
ただ時が流れる
温もりには限りがあるから
すべてのことにも終わりがある
日常の延長線上にある
積み重ねの山
その脆さに誰も気づけない
その儚さは誰も知ることができない
ただ時が流れた
暗闇の中で
少しずつ近づいてくる
さよならの形
それに気づけていたなら
未来はきっと
少しくらいは変えられただろう
くだらない話だね
もしもなんて考えてみても
そこには何の意味もない
何も生まれないものに
人はどのくらい時間をかけるだろう
何も芽生えないものに
人はどれだけの時間をかけられるのだろう
希望の光があれば
変わってくるものだけれど
優しさには限りがあるから
すべてのものには終わりがある
当たり前として
積み上げられたもの
その脆さに誰も気づかない
その儚さを誰も知らない
崩壊の時は近い
やがて訪れる終焉に
人々は何を見つめるだろう




