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虹色を求めて
詩のような作品です。
虹色に輝く
未来への希望ってやつを
捕まえるために
走ってみたけれど
落ちていた石鹸で
足を滑らせて
転倒してしまったんだ
恥ずかしい話だけど
虹色に輝く
未来への期待ってやつを
手に入れたくて
急いでいたけれど
途中で馬車に乗られてしまって
追いかけようがなくなってしまった
さすがに無理そうだから
さすがに諦めてしまったよ
もうそろそろ
虹色の輝きは諦めたほうがいいのかなって
突き進むことに
負けそうになっていたら
ふと見上げた空から
一枚の羽根が降ってきたんだ
それは虹色に輝いて
そっと寄り添ってくれていた
虹色に輝く
未来への希望ってやつを
捕まえるために
走ってみることは
一度やめにしようかなって
今はそう思ってるんだ
傍に在る大切なものを
抱き締めていたいから
傍に在る愛おしいものを
護り続けていきたいから




