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さくっと読める? 異世界恋愛系短編集 6 (2026.1~)   作者: 四季


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これからのことはまだ分かりませんが、いつの日か出会う幸せを信じて生きようと思います。

 朝が来た。

 また新しい一日の幕開け。

 窓の外から注ぎ込まれる日光は、静寂の中に居場所を生み出してくれるかのよう。それがあるのとないのでは大きな違いがある。


 ……特に、今のような複雑な心境の朝は。


 昨日私は婚約破棄された。

 正当な理由のない破棄。

 突然の極めて衝撃的な出来事だった。


 婚約者である彼とは十年近い付き合い。その間ずっと二人は仲良しだった。だから彼のことは信じていた。裏切るような人ではない、そう思っていた。


 けれども彼は私を捨てた。

 なんでも他に好きな女性ができたらしくて。


 ただ仲良しなだけでなく、未来を語り合い、婚約までして……それでもこんなことになってしまった。


 ただ、そんな時でさえ、太陽の光は平等に降り注いできてくれる。


 朝日にこんなにも励まされる日が来るとは思わなかった。

 いざその時を迎えて初めて気づいた。

 当たり前に存在してくれるものがどれほど偉大なのか、ということに。


 これからのことはまだ分からない。でも心折れることなく生きていこうとは考えている。朝日に照らされていると段々心が前向きになってくる。この世界を構成する自然、それは、生きていく中で何かがあったとしても恐れるだけが道ではないのだと教えてくれる。


 ここを乗り越えればきっと希望が見えてくるはず。

 だから今は踏ん張って。

 そっと寄り添ってくれる愛おしいものたちを信じて歩き続けていこうと思う。



◆終わり◆

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