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さくっと読める? 異世界恋愛系短編集 6 (2026.1~)   作者: 四季


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こんなあっさり切り捨てられるなんて……と思いましたが、幸せな未来はきっと掴めるはずです!

「おっす! 今日は伝えたいことがあって呼んだんっす!」


 四六時中ノリが軽い婚約者ダウィンスに数日ぶりに呼び出されて会いに行ったところ。


「婚約、破棄することにしたっす!」


 そんな宣言をされてしまい。


「できることなら上手くやっていきたかったんっすけど、でも、もっと魅力的な人に出会ってしまったんで。もう君とは無理かなって思って。それで全部終わりにしよーって思ったんっす。てことで! 婚約は破棄とすることにしたっす!」


 さらに色々言われてしまい。


「じゃ、そーいうことなんで! さよならっす! バイバイっす!」


 言い返す間すら与えてもらえず。

 驚くくらいあっさりと切り捨てられてしまった。



 ◆



 ダウィンスはあの後すぐ惚れている女性にそそのかされて大規模な事業を立ち上げた。しかし能力が伴っておらず、それゆえ事業を上手く動かすことができなうて。結果ダウィンスはあっという間に事業を駄目にしてしまった。


 失敗という闇に堕ちた彼を女性は助けなかった。


 事業で大失敗し。

 借金だらけになり。

 愛していた人にまで切り捨てられて。


 すべてに絶望したダウィンスは、やがて、自らこの世から去ることを選んだ。



 ◆



 婚約破棄された日からちょうど二年が経った日の昼下がり、私は、最愛の人となった幼馴染みだった彼との結婚式を挙げた。


 両親は泣いて喜んでくれた。親戚の人たちも優しく見守ってくれた。そして式に参加してくれた友人たちは「おめでとう~」とか「ずっと幸せでいてね!」とか言ってくれた。


 その場にいる誰もが温かな心で結婚式に向き合ってくれていて。


 だから私たち二人もとても幸せな気分で特別な日を楽しむことができた。



◆終わり◆

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