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さくっと読める? 異世界恋愛系短編集 6 (2026.1~)   作者: 四季


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35/51

……分かったかしら?

詩のような作品です。

婚約破棄して満足かしら

あの時の勝ち誇ったような二人の瞳

今も忘れていないわよ

そしてこの先もずっと

数えきれないほどの時が流れたとしても

それでもなお

決して忘れることはないでしょう

あの瞬間の屈辱

それだけは消えることはない

それだけは確かなこと


けれどもね?


わたしはわたしで生きてゆく

どんなことがあったとしても

すべては時が川に流してくれるから

たとえ辛くとも

たとえ傷ついても

やがては立ち上がり歩み出す


それでね?


あなたはいつか悪夢に出会う

いいえあなた一人ではない

わたしを傷つけたあなたたち

もしも今は笑っていたとしても

いつまでもそれが続くことはない

それだけは理解していて

その幸せは偽りのもの

その幸せは幻だから

いつしか溶けて消えるでしょう


そういうことよ?


理解できているのかしら

なんて無意味な問いでしょう

なぜなら理解できたかなんて

何の関係もないからよ


……分かったかしら?

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