163/173
あなたが好きなの
詩のような作品です。
歌いたいくらい
あなたが好きなの
踊りたいくらい
あなたが好きなの
好きっていう感情というのは
簡単なようで難しいもの
一度生まれてしまえば
走り出して止まれないから
お気楽なままで
器用に操れるものではなくて
けれども
消える時は消える時で
驚くくらいあっさりしていて
一度溶け始めてしまえば
もう止めることはできない
始まりも終わりも
いつだって突然やって来る
悲しみも喜びも
突然訪れるのと同じように
歌いたいくらい
あなたが好きなの
踊りたいくらい
あなたが好きなの
好きっていう感情はまだよく分からない
どうしてだろう?
上手く整理できないから
まとめようとしてもまとまらない思考は
いつだって曖昧な色をしている
これは何なんだろう
これはどうなっていくんだろう
訳が分からないまま
時が流れてゆく
曖昧な色を抱えたままで
時を歩んでゆく
でもね やっぱり あなたが好きなの……




