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さくっと読める? 異世界恋愛系短編集 6 (2026.1~)   作者: 四季


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突然やって来て婚約破棄を告げてきた彼は……後にややこしいことに巻き込まれ命を落としてしまったようです。

「あのさぁ」


 その日は突然やって来た。


「お前との婚約、破棄するわ」


 婚約者である彼ヴィヴェオが突然家にやって来てそんなことを告げてきた。


「え」

「だ、か、ら、婚約破棄」

「ええっ……」

「驚かせてごめんな。けど本気なんだ。俺らはここまで、それは決定事項だから。な? じゃ、これで。ばいばい。永遠にさよなら」


 ヴィヴェオはそう言って何事もなかったかのように去っていった。


 その後間もなく私ではない女性と婚約。

 噂によればその女性との関係は二ヶ月以上前に始まっていたそうで。どうやら私と婚約していた時から親しくしていたよう、つまり、浮気相手だったようだ。


 ただ、ヴィヴェオも女性も、幸せにはなれなかったようである。


 ヴィヴェオは女性の親から怪しい宗教に勧誘されたそう。はじめは断っていたものの、執拗に追い掛け回され、しまいには「入らないなら娘とは結婚させない」とまで言われてしまったらしく。そこでヴィヴェオはついに折れて。ヴィヴェオはほぼ強制的に怪しい宗教に入らされることとなったそうである。


 そして彼は命を落とした。

 どうやら、怪しい宗教施設で先輩と喧嘩になり一発殴られて、といったことであったようだ。


 女性はヴィヴェオの死を悲しんで。

 ある晩自宅を飛び出した。

 そして数日後崖の下で息絶えた状態で発見されたそうだ。


 ちなみに私はというと、婚約破棄から少しして山の近くを歩いていたところ新種のきのこを発見しそのきのこが不治の病を治せるものだったために、一気にスターとなった。


 今、私は、ありとあらゆるメディアから注目されている。


 こんな未来が待っているとは思わなかったけれど。

 でも悪い状況だとは思わない。


 むしろ最高の状態! ……と、純粋にそう思えている。



◆終わり◆

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