表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
さくっと読める? 異世界恋愛系短編集 6 (2026.1~)   作者: 四季


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

156/164

気分が良かったので鼻歌を歌っていたところ、たまたま家に遊びに来た婚約者に……からの、こんなことある!? でした。

 その日、朝起きてから何だかとても気分が良かったので、深く考えずに家事をしながら鼻歌を歌っていたのだが。


「お前、鼻歌キモいな」


 たまたま家に遊びに来た婚約者ディヴェールからそんなことを言われてしまい。


「いやもうかなりムリだわ。婚約破棄する」


 平然とそんなことまで言われてしまった。


「こ、婚約破棄!?」

「そうする」

「鼻歌がキモいから、が理由なの?」

「そーそー」

「あの……申し訳ないけれど、それが理由っていうのはさすがにちょっと無理があると思うわよ?」


 するとディヴェールは「黙れ!!」と攻撃的な態度を取ってくる。


「婚約破棄は婚約破棄、なんだよ! 決めたんだ! 決定は絶対だって、そのくらい分かるだろ普通!」

「落ち着いて」

「どうしてそんな馬鹿なんだよ!」

「落ち着いて話してちょうだい」

「ウザいんだよお前! てかさ、前から思ってたんだ。お前ってつまらないよな、しかも鼻歌キモいし。そんな女と結婚とかムリなんだよ! ムリムリムリ!」


 彼は傍にあった傘立を意図的に倒して割るとそのまま去っていった――が、勢いよく道に飛び出していったためにちょうどそこへ走ってきた野生の馬に蹴り飛ばされ落命した。


(こんなことあるんだ……)


 それが私の中に生まれた思いだった。


 もちろん深い意味はない。

 ただ単に驚いただけだ。



 ◆



 あれから数年、私は十ほど年上の男性と結婚し、裕福な環境で暮らしている。


 夫はとても良い人だ。

 善良という単語の似合う人物。


 なので私は彼を深く愛している。



◆終わり◆

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ