表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
さくっと読める? 異世界恋愛系短編集 6 (2026.1~)   作者: 四季


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

142/164

平凡な女性だったために婚約破棄された女ですが、その後思わぬ形で飛躍しました!

 かつて私には婚約者がいた。

 その名はエリクセソン。

 しかし彼は私に対してはあまり良い印象を抱いていないようだった。


 そんな彼がある日私の家へやって来たと思ったら。


「君との婚約は破棄とするよ」


 さらりと告げてきて。


「君のような平凡な女性は僕には相応しくないからね。じゃ、さよなら」


 嫌みを吐きつつ、私を切り捨てた。


 なぜ今? 元々好きでなかったのだからもっと早く切れば良かったのに。中途半端に婚約期間を引き延ばす意味があったのか? 我慢していた、とか? ……いや、でも、今こうして関係を終わらせることができる人なのならこれまでにでも同じことができたはず。


 ……なんて、あれこれ考えてしまったけれど、そこに意味などない。


 考えることに意味などないのだ。

 婚約破棄されたという現実は現実としてただそこにあるだけで。

 それ以上でもそれ以下でもないから。



 ◆



 あの後少しして、聖女の力に目覚めた私は、時の人となった。

 そして第一王子と結ばれることに。

 皆から愛され祝福されながら、あれよあれよという間に国の頂に近い地点に立つ者となった。


 ちなみにエリクセソンはというと、自分に相応しい相手を探すもなかなか良い相手が見つからずイラつくあまり酒を大量に飲むようになってしまい、やがて体調を崩し命を落としたそうだ。



◆終わり◆

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ