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さくっと読める? 異世界恋愛系短編集 6 (2026.1~)   作者: 四季


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誰も悪くなかった

詩のような作品です。

許してなんて言わないわ

共に歩めなかったこと

同じ道を選べなかったこと

運命は二人を引き裂いた

避けられないことだったの

誰も悪くなかった


でも


許してなんて言わないわ

共に行けたならどんなに良かっただろうと

今でもそう思うけれど

後悔するつもりはない

過去へ戻りたい気持ちはない

何度繰り返しても

同じ道を辿るでしょう


ああ


まだ穏やかだった頃に戻れたら

また手を繋いで歩きたい

なんてことのない話題で盛り上がったり

ちょっとした悩みを打ち明けたり

そんな風に過ごせた時間は

いつまでも宝物なの


そう


誰のせいでもなかった

責任などどこにもない

けれどあなたがそうだと言うのなら

もしかしたらそうなのかもしれない

わたしに非があった

そんな瞬間も少しはあったのかもしれない


でも


わたしが選んだ道は

わたしの定めであったのだから

それ以外何もない

それ以外何でもない

わたしのせいではない

あなたのせいでもない


けれど


あなたは今もわたしを怨んでいるのかしら


ねえ


許してなんて言わないわ

共に歩めなかったこと

同じ道を選べなかったこと

運命は二人を引き裂いた

避けられないことだったの

誰も悪くなかった


そう


決して誰のせいでもなかった


ああ


これは悲しい定めの歌


そう


誰も悪くなかった

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