表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
さくっと読める? 異世界恋愛系短編集 6 (2026.1~)   作者: 四季


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

111/164

お茶会の最中に婚約破棄宣言……ですか!? ~行くべき道を行くだけです~

「悪いが君とは生きてはいけない、婚約は破棄とする」


 ある日の午後。

 お茶会の最中に宣言される。


「俺はもっと良い人と出会いたいと思ったんだ。心の底から。だから君とはここで終わらせる。そして必ず……必ず、俺は、もっと魅力的な女性と結ばれる!」


 私の婚約者である彼アンドリューは勇ましくそんなことを言う。


「君は君の人生を歩んでくれ。俺の最高の人生の邪魔をするようなことはやめてくれ。君が俺のためにできることはただ一つ、最高の人生へ至るための俺の選択を邪魔しないよう黙って身を引くことだけだ」


 彼は平然とそんなことを言った。


 悪気はないようで。

 単に自分に正直なだけ。


 思っていることを真っ直ぐに伝えただけ、というような顔をしている。



 ◆



 あの後、少しして、アンドリューは命を落とした。


 私から離れ自由になった彼は毎日のように路上で気になった女性に声をかけることを繰り返していたらしい。そんなある日、婚約している相手がいる女性に、深い仲になるよう迫ってしまったらしく。話を知って激怒した女性の婚約相手に呼び出された彼は、殴る蹴るの暴行を加えられてしまったそうで、その時負った傷の影響で落命することとなってしまったそうである。


 ちなみに私はというと、今は仕事に打ち込んでいる。


 婚約破棄され時間ができた私は、同性の幼馴染みが営む花屋に雇ってもらった。そしてそこで働いているうちに仕事というものが好きになっていって。やがて独立。自分の花屋を開き、そこで店主として働いている。日々忙しい、けれど、やりがいのある仕事なので苦痛ではない。



◆終わり◆

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ